春先になると話題になる花粉症。
実は最も花粉症の有症者が多いのが「スギ」花粉で、これが春先になるとたくさん飛ぶから春のはじめといったら花粉症みたいなイメージがある。
でも実は花粉症は有名な「スギ」や「ヒノキ」だけではなく16種類もある。
今回はそんな花粉症の原因となる16種類の植物について書いていきたいと思う。
1、スギ
一番有名なスギ。高さが50メートルくらいになるものもあり春先になると山から都市部まで花粉が飛んでくる。
2、ヒノキ
ヒノキは日本と台湾にしかない木だ。日本でも福島県より南にしかない。ヒノキも高さがあるので都市部まで花粉が飛んでくる。
3、イネ
米が実る植物でおなじみのイネ。意外ではあるがイネも花粉症の原因の1つであり夏から秋にかけて花粉が飛ぶ。
4、ススキ
茅葺屋根の材料や月見の飾りなどに使われるススキ。夏から秋にかけて花粉が飛ぶ。
5、ホソムギ
そこらへんにある麦の仲間の雑草。夏に花粉が飛ぶ。
6、オオアワガエリ
聞き慣れない名前だが、干したものは牧草として使われている。夏に花粉が飛ぶ。
7、ハルガヤ
ヨーロッパ原産の甘い香りがする植物。梅雨の時期に花粉が飛ぶ。
8、カモガヤ
寒さに強い牧草。干したものは家畜のエサとしても人気。梅雨の時期に花粉が飛ぶ。
9、アカマツ
最も多く分布する松の一種。木の幹の皮が赤いのが特徴。春の終わり頃花粉が飛ぶ。
10、クロマツ
アカマツと比較すると木の幹の皮が黒い。葉っぱも硬め。春の終わり頃花粉が飛ぶ。
11、ヨモギ
草餅や風呂、お灸など昔から薬草として重宝されてきたヨモギも実は花粉症の原因の1つ。秋に花粉が飛ぶ。
12、セイタカアワダチソウ
聞き慣れない名前だがキクの仲間。冬ギリギリまで花があるためミツバチがハチミツを集める貴重な植物でありカナダでは有名。秋の終わり頃花粉が飛ぶ。
13、ブタクサ
全国の道端や河原に大量にあるブタクサ。スギ、ヒノキの次に花粉症の有症者が多い。夏から秋にかけて花粉が飛ぶ。
14、カナムグラ
カナムグラのカナは「鉄」という意味。トゲのある実と強靭なツタが特徴。北海道にはほとんどないがそれ以外のところには場所を選ばず生えている。夏の終わりから秋にかけて花粉が飛ぶ。
15、シラカバ
高原などにあるシラカバ。割りばしやアイスの棒の原料でもあるが北海道ではスギよりも花粉症の原因となっている。春に花粉が飛ぶ。
16、イチョウ
紅葉の黄色のイメージが強いイチョウ。黄色くなる前の緑の葉っぱのときに花粉が飛び、花粉症の原因にもなっている。時期は春。
☆まとめ
花粉症は春のイメージが強いけど実は真冬以外ほぼ1年中何かしら原因がある( ・ω・)ノ
スギやヒノキ、ブタクサが有名だけど花粉症の原因となる植物はなんと16種類もある(^_^;)
そして自分が何が原因で花粉症なのか調べることも大事かも(*´▽`)
ヒノキが原因なのにヒノキ風呂入ってくしゃみが止まらなくなったりして…ないか 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v