甘い豆のお菓子、甘納豆。
今回はそんな甘納豆について書いていきたいと思う。
◎甘納豆とは?
甘納豆は「納豆」とつくがおなじみの納豆とは実は関係がない。
甘納豆はもともとぜんざいを火にかけすぎた結果生まれたものであり、それがやがて「甘納豆」という和菓子として全国に広まっていったのである。
◎甘納豆は何からできてるの?
ぜんざいを火にかけすぎてできた甘納豆、当然小豆が使われていることもあるが、実はさまざまな豆が甘納豆に加工されている。
おもな豆は以下のとおりだ。
・小豆
・エンドウ豆
・花豆
・黒豆
・金時豆
他に使われるのは水と塩少々と砂糖しかない。
ちなみに砂糖は煮詰める用とまぶす用で2回使う。
作り方もシンプルなものだ。
1、豆を水の入ったボウルに入れて一晩浸す。
2、浸した豆の水を切ってから水の入った鍋で豆をやわらかくなるまで下茹でする。
3、下茹で下茹で豆の水をよく切る。
4、水に豆の1.25倍の量の砂糖を入れて火にかけて、完全に砂糖を溶かす。
5、水を切った下茹でした豆を入れて落とし蓋をする、沸騰しないように注意。
6、沸騰直前までいったら火を弱火にして塩を少々入れて20分ほど煮詰める。
7、火から下ろして粗熱を取ったらクッキングシートの上に豆を並べて乾かす。
8、乾いた豆に砂糖をまぶしたら甘納豆の完成。
◎甘納豆の赤飯!?
赤飯といえば一般的に小豆を使うのが主流であるが、なんと赤飯に小豆の代わりに甘納豆を入れる地域があるのだ。
北海道、青森、秋田、山梨、長野では甘納豆の赤飯が食べられている地域があるらしい。
もともとは北海道が発祥で、料理講習会で他の県にも広がったといわれている。
小豆の赤飯は豆を煮るのが結構な手間であったが、甘納豆はもともと豆がやわらかくなるまで煮詰めたものなので手軽に作れるという点と、砂糖が入ることで固くなりにくくなるため、甘い味さえ気にしなければいつまでもおいしく食べられることが甘納豆の赤飯が広まった理由だ。
☆まとめ
甘い豆のお菓子、甘納豆( ・ω・)ノ
甘納豆は「納豆」とつくが、おなじみの納豆とは関係はない(^o^)/
そして、甘納豆はもともと、ぜんざいを火にかけすぎた結果生まれたものである( ^ω^ )
甘納豆の豆は作る地域や会社などで違い、小豆、エンドウ豆、花豆、黒豆、金時豆などさまざまな豆が使われている( ・ω・)
また、甘納豆を使った赤飯が一部の地域で食べられているのだ(^3^)/
納豆がないから代わりに甘納豆でも使うか…
あとがこわいよ 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v