おにぎりの具の定番、梅干し。
今回はそんな梅干しについて書いていきたいと思う。
◎梅干しとは?
梅干しは梅の実を塩に漬けたものを干したものだ。
ただ漬けただけのものは「梅干し」ではなく「梅漬け」である。
梅干しは酸っぱいものの代表としても有名であるが、これは梅の実そのものにクエン酸という酸っぱい成分が含まれていて、そのクエン酸は塩漬けしても干してもなくならないため、梅干しは酸っぱいのだ。
◎梅干しの作り方
梅干しは少ない材料で作れる健康食品でもあり、保存食である。
梅干しの材料は以下のとおりだ。
・梅の実
・塩
・酢
作り方は以下のとおりだ。
1、梅の実を色が変わるまで完熟させる。
2、完熟したら洗ってヘタを取り、水気を拭き取る。
3、漬ける容器やフタ、梅の実を酢で消毒する。
4、容器に梅の実を入れて、塩を大量にかける。
5、重石を乗せて涼しい場所で漬ける。
6、水分が出たら容器を回して全体が漬かるように馴染ませる。
7、1週間ほど6を繰り返したら梅漬けが完成する。
8、夏になったら梅を干す。
9、晴れた昼間のみザルなどの上で3日間干し、1、2時間起きに梅をひっくり返す。
10、9が終わったら冷まさずに容器に戻して寝かす。
長ければ長いほどよい。
こんな感じで梅干しはできている。
ちなみに市販では減塩タイプも売っているが、手作りする場合塩が少ないと梅干しがカビてしまうおそれがあるのでなるべく塩は多めに使うのがよい。
◎梅干しの種類
市販されている梅干しは「調味梅干し」と呼ばれるもので、プレーンのものはほぼない。
調味梅干しとは梅干しに何かを加えて風味付けをして、保存期間を短くする変わりに、減塩と味の向上を行ったものだ。
今回はその中からいくつか紹介していきたい。
・しそ
・はちみつ
・こんぶ
・かつおぶし
・黒糖黒酢
◎弁当に梅干し
市販のものでも手作りのものでも弁当に梅干しが入っていることも多い。
これは、梅干しに防腐効果と殺菌効果があるからである。
弁当に梅干しを入れると腐らないは迷信であり、実際は梅干しが触れている部分のみ効果が発揮される。
そのため梅干しの防腐効果を最大限活かすためには、梅干しの混ぜごはんにするのが一番効果的である。
また、実際に弁当を食べるときに梅干しを食べることが重要であり、梅干しを食べると体内の消化液の殺菌作用が増すので、食中毒を防げる可能性が上がる。
つまり、弁当に梅干しを入れる目的が食中毒の防止なのであれば、梅干しを混ぜごはんにして、さらに梅干しを食べなければいけないのである。
☆まとめ
おにぎりの具の定番、梅干し( ・ω・)ノ
梅干しは梅の実を塩に漬けて干したものだ(^ω^)
梅干しは梅の実、塩、酢があれば作れるが、作るためには時間と手間はかかる(*´・ω・)
市販の梅干しのほとんどは「調味梅干し」であり、梅干しにしそ、はちみつ、こんぶ、かつおぶし、黒糖黒酢などが加えられている( ^ω^ )
また、弁当に梅干しを入れると腐らないわけではなく、梅干しを食中毒の防止に最大限活かすためには、梅干しを混ぜごはんにして、さらに梅干しを食べなければいけない( ・`ω・´)
貝を食べるとあたるから梅干し一緒に食べればいいのか…
残念!!アレルギーは菌ではないですから~、梅干し斬り 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v