一時期流行ったドリンクなどにいれる球状のもの、タピオカ。
今回はそんなタピオカについて書いていきたいと思う。
◎タピオカとは?
タピオカは、キャッサバという芋から作るデンプンのことだ。
そのデンプンを球状に加工して乾かしたものがタピオカである。
乾燥させたものを戻したものをミルクティーなどに入れて飲むのが一般的な食べ方である。
◎キャッサバとは?
生のキャッサバは日本で見るのは不可能である。
そもそもキャッサバは日本国内では栽培していなくて、さらに輸入も禁止されている。
これは、生のキャッサバにはシアン化合物という有毒な成分が含まれているためだ。
しかし、加熱や加工を施せばシアン化合物は除去されるため、現地では加熱調理して食べ、日本にも加工済みのものが輸入されているのだ。
◎市販品のタピオカミルクティー
タピオカドリンクの専門店以外にもスーパーやコンビニなどにパック入りのタピオカドリンクが売っている。
しかし、この市販のタピオカドリンク、実はタピオカではなく「こんにゃく」が使われていることが多い。
というのも、タピオカは乾燥させたものを戻したあとに水中に長時間放置した場合、水分を吸収してブヨブヨに膨張してしまい、食感が失われるほかストローで吸うのも困難になる。
つまり、工場などでタピオカをドリンクに沈めてパックに詰めたものを消費者のところにもちもちの状態で届けることは不可能なのだ。
そのため、タピオカに食感が似た「こんにゃく」に甘い味つけをして、イカスミなどで着色したものが代わりに使われている。
実際にスーパーやコンビニのタピオカドリンクを買うと、原材料名にはこんにゃくと書いてあるのだ。
☆まとめ
一時期流行ったドリンクなどにいれる球状のもの、タピオカ(^ω^)
タピオカとは、キャッサバという芋から作るデンプンを球状に加工して乾かしたものである( ・ω・)ノ
キャッサバは日本で栽培していなくて、シアン化合物という有毒な成分が含まれているため輸入は禁止されているが、加工してシアン化合物が取り除かれたものは輸入できるため、日本のタピオカは輸入品が使われている( ^ω^ )
また、スーパーやコンビニに売っている市販のタピオカドリンクは、タピオカの性質的に本物のタピオカを使うのは不可能であるため、こんにゃくをタピオカに似せて使っているのだ(^3^)/
タピオカ畑でフルーツ採れた♪
市販品だとブヨブヨになりそう 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v