周期ごとに形が変わる、月の満ち欠け。
今回はそんな月の満ち欠けについて書いていきたいと思う。
◎月の満ち欠けとは?
月は約1ヶ月の周期で形を変えていく。
ではなぜ形が変わるのか?
そもそも月は天体であるが、月そのものの形が日々変わっているわけではなく、むしろ形は一定である。
そして、月は自らが光る天体ではない。
月が光って見えるのは、太陽の光が当たっているのだ。
地球は太陽のまわりを回る惑星だ。
そして、月は地球のまわりを回る天体だ。
つまり地球と太陽と月の位置関係によって「見えかた」が変わっているのだ。
◎月の見えかたの種類
月の見えかたは大きく分けて5種類ある。
今回はそれを1つずつ書いていきたいと思う。
・満月
満月は月全体が見えている状態だ。
地球を中心にしたときに月と太陽が真逆の位置にあると満月になり、満月は日没とともに昇り、明け方に沈む。
・半月
半月は月の半分が見えている状態だ。
半月には2種類あり、右半分が見える状態を「上弦の月」、左半分が見える状態を「下弦の月」という。
また、上弦の月は昼から見えて夜中には沈んでしまう。
下弦の月は夕方では見えず夜中になってやっと出てくる。
・三日月
三日月は満月の6%ほどしか見えてない状態だ。
上弦(右半分)の三日月は日没のあと少しの間しか見ることができない。
一方の下弦(左半分)の三日月は日の出の前に昇るため昼間に沈んでしまうためほとんど見ることができない。
・新月
新月は太陽と地球の間にちょうど月がある状態だ。
新月のときは月がまったく見えないが、時間や季節の関係で昼間に新月が発生すると日食で月の姿を確認することができる。
また、新月は「新しい月」であり「月立ち」とも呼ばれ、この月立ちが月のはじめである「ついたち」の由来になっているのだ。
☆まとめ
周期ごとに形が変わる、月の満ち欠け( ^ω^ )
月の満ち欠けは月そのものの形が変わっているわけではなく、太陽と地球と月の位置関係で見えかたが変わっているため起きる( ・ω・)ノ
また、月は約1ヶ月の周期で形を変えて、まったく見えない新月から三日月、半月(上弦の月)、満月になり、その後半月(下弦の月)、三日月、新月になるのだ(^o^)/
この窓左側にモザイクがかかってて右半分しか見えないなぁ…
上弦の窓 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v