最近見かけなくなった、水銀体温計。
今回はそんな水銀体温計について書いていきたいと思う。
◎水銀体温計とは?
今の体温計は直接測るものも赤外線で測るものもデジタルのものであるが、昔はアナログのものしかなかった。
明治時代、ガラスの管に水銀を入れて熱膨張をした水銀の位置で目盛りを読み取る、水銀体温計が開発された。
これはアナログではあるが、デジタルのものよりも正確に測ることができるといわれている。
一度測ったら体温計をよく振って目盛りを戻す。
水銀体温計の文字が赤くなっているのが37℃であるが、これは、そこから熱の症状ですというわけではなく、開発当時の人の平熱がそこだったからといわれている。
しかし、そんな水銀体温計であるが、水銀を使った製品の製造、輸出入の禁止にともない、回収、廃棄が進められているのだ。
◎水銀を減らすための取り組み
水銀とは、金属の元素である。
公害病のひとつ、「水俣病」の原因も水銀であるように、水銀はさまざまな生物に悪影響を及ぼす。
実際に水銀による汚染は、水銀体温計や水銀血圧計などが開発された明治時代以降急激に進んでいる。
そのため2013年に水俣条約というものが採択され、水銀製品の製造の中止、製品の回収、輸出入の禁止が定められた。
しかしあくまでも外交やメーカーに対するものであるため、家庭にある水銀製品の使用中止を呼びかけるものではない。
そのため、水銀製品を正しく処分する必要があるのだ。
◎水銀を使った製品
水銀を使った製品は身近なものにもいくつかある。
今回はそんな中からいくつか紹介していきたい。
・体温計
・血圧計
・照明
・ボタン電池
☆まとめ
最近見かけなくなった、水銀体温計( ・ω・)ノ
水銀体温計は、明治時代にガラスの管に水銀を入れて熱膨張をした水銀の位置で目盛りを読み取るアナログの体温計だ(^ω^)
水銀体温計の水銀は、公害病のひとつ、「水俣病」の原因でもあり、水俣条約により水銀製品の製造の中止、製品の回収、輸出入の禁止などが定められた(*´・ω・)
また、水銀を使った製品は、体温計や血圧計、照明、ボタン電池などがあり、これらを適切に処分することも大切であるのだ( ・ω・)
水銀体温計は正確に測れるのか…
コロナの検温みんな水銀体温計でやってたら店頭で体温計振り回すことになりそうだよね 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v