りんごなどにつけられている白い網目状のカバー、フルーツキャップ。
今回はそんなフルーツキャップについて書いていきたいと思う。
◎フルーツキャップとは?
果物は傷がつくと価値が下がるほか、傷が付くことにより痛みやすくなる。
また、果物は採れる場所も全国どこでもというわけではないため、必ず輸送することになる。
そのために開発されたのがフルーツキャップだ。
現在は、軽量化、クッション性、通気性、デザインなどさまざまな開発がされていて、果物を輸送するときに傷つけたりすることはほとんどなくなった。
◎いろいろなサイズのフルーツキャップ
一口にフルーツといってもさまざまなサイズがあるため、フルーツキャップも当然いろいろなサイズがある。
一番小さいものはイチゴを入れるもの。
あまおうなどの高級な大粒のイチゴに使われる。
次に小さいものはりんごやなし、もも、グレープフルーツなどを入れるサイズだ。
一番多く使われているサイズでもある。
次に大きいものはブドウなどを入れるものだ。
おもに房になっている果物を入れるため、下までクッションがあるように幅が広めに作られている。
そして一番大きいものはスイカやメロンを入れるものだ。
フルーツキャップはいろいろな大きさのものがあるため、果物の輸送を安心して行えるようになったのである。
ちなみにフルーツキャップの技術を応用したものが最近ではワインのビンなどのワレモノにも使われているのだ。
◎フルーツキャップの色
フルーツキャップには色もいくつか種類がある。
色なんてどうでもいい、傷つかないことが大事なんだと思われがちだが、実は色の効果は意外と大きい。
それはなぜかというと、人間の視覚で、「同化現象」というものがあるからだ。
たとえば、完熟が真っ赤であるイチゴに緑のフルーツキャップをつけると、熟していないように見える。
ところが、赤いフルーツキャップをつけると熟しているように見えるのだ。
これが同化現象である。
ちなみに、フルーツキャップでもっとも多く使われているのは白いものであるが、これは「白」であることによる清潔感と、果物の輪郭がもっともはっきり出るためである。
☆まとめ
りんごなどにつけられている白い網目状のカバー、フルーツキャップ(^ω^)
フルーツキャップは、果物を輸送するときに傷つかないように使うクッションのような道具だ(^o^)/
一番小さいものはイチゴを入れるもので、一番大きいものはスイカやメロンを入れるものがあり、サイズも果物によって選ぶことができる( ・ω・)ノ
また、フルーツキャップにはさまざまな色があるが、これは同化現象を避けるときに活用するためにあるものであり、多くは白が清潔感と輪郭の強調のために採用されているのだ(^3^)/
バナナを運ぶときもフルーツキャップつけないと…
ブドウ用がぴったりだね 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v