理科の実験で使う道具、こまごめピペット。
今回はそんなこまごめピペットについて書いていきたいと思う。
◎こまごめピペットとは?
こまごめピペットは、少量の液体を必要なだけ吸いとり、別の容器に移し変えるときに使う道具だ。
とくに手で触れてはいけない液体などを移動するときに使われることが多い。
こまごめピペットは目盛りがついていないことが多いため、用途は液体の移動のみである。
◎こまごめピペットの使い方
こまごめピペットはガラス管の上のほうに膨らみがあり、さらにその上にゴム帽がついている。
持つときは必ず、ゴム帽とガラス管の両方を持つ。
液体を吸いとるときにはゴム帽をつぶしたまま液体に浸し、ゴム帽をゆるめる。
液体を出すときにはゴム帽を押す。
ゴム帽の中まで液体を吸い込むとゴム帽が傷んでしまうため吸い込んではいけない。
当然液体を吸い込んだ状態で逆さまにしてもダメで、使用後はゴム帽も外してしっかり洗う。
また、ゴム帽とガラス管を同時に持つのは、ゴム帽だけを持つと不安定になり液体が飛び散ったり、ガラス管をどこかにぶつけて破損するおそれがあるからである。
◎こまごめピペットの「こまごめ」
こまごめピペットの「こまごめ」は東京の地名の「駒込」のことだ。
ピペットはもともとストローのように口で吸い上げて使うものだったが、検体などを吸い上げて誤って口に入ると感染症などの危険があった。
そこで、当時の駒込病院の院長である二木謙三(ふたきけんぞう)がゴム帽で吸い上げる今のこまごめピペットを開発したのだ。
ちなみに、こまごめピペットは世界共通の言葉で、英語でも「Komagome pipette」なのだ。
☆まとめ
理科の実験で使う道具、こまごめピペット( ・ω・)ノ
こまごめピペットは目盛りがついていないものが多く、液体を移動するのに使われる(^ω^)
こまごめピペットはゴム帽をつぶしたり押したりすることで液体を吸い込んだり出したりすることができ、液体がゴム帽を傷めてしまうので、使用や管理はしっかりやらないといけない( ・`ω・´)
そして、こまごめピペットの「こまごめ」は東京の地名「駒込」からきていて、こまごめピペットは世界共通の言語なのである(^3^)/
風呂にお湯溜めたいけど蛇口が壊れてるな…そうだ、こまごめピペットを使おう!
非常に時間がかかる 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v