花火といったら夏、でも冬もやりたいけど花火はやらない。
今回はそんな冬に花火をやらない理由について書いていきたいと思う。
◎なぜ花火は夏?
そもそも花火は、夏の季節の風物詩でもあり、花火大会などもほとんどが夏に行われる。
ではなぜ夏に行うのかというと、花火はもともと死者の霊を供養するために行われていたものだからだ。
死者の霊が帰ってくるといわれているのはお盆、つまり8月、そのときに生存者と死者をつなげるもののひとつとして花火が生まれたのである。
◎花火大会を冬にやると?
イルミネーションなどが映える冬、当然花火大会をやればキレイなんだろうなと思うが冬に花火大会をやっているところはほぼない。
そもそも寒いなかで花火大会を夏と同じ尺で見続けるのはなかなかきついし、地域によっては雪が積もったりなどと環境は夏よりは厳しいものもある。
そして、もっとも大きな理由は安全面を考慮するためだ。
冬は夏よりも乾燥しているため、火が燃え移りやすくなる。
花火の打ち上げは広いところで行うが、燃えて散った花火が乾燥により消えず、風に乗ってどこかに引火して火事になる危険があるのだ。
当然そのような事故が発生した場合花火大会の運営の責任となるため、リスク回避のためにも冬に花火大会はやらないのだ。
◎じゃあ手持ち花火は?
冬には当然手持ち花火も販売されていない。
今は通信販売もあるため買うことはできるが冬に手持ち花火をやるとやはり危険なのだろうか?
花火大会と同じで冬に手持ち花火をすると火事の原因になりやすいが、とくに引火しやすいのは落ち葉だ。
夏の場合生えてる植物も散った花びらも水分を含んでいるため直接火をつけてもなかなか燃えない。
ところが落ち葉や枯れ木などは水分がほとんどなく、焚き火の燃料としても使われるほど燃えやすいのだ。
そして、冬は乾燥しているため火がついたら消えにくいということもあるので気をつけないと大火事になるおそれがある。
もうひとつはセーターなどから発生する静電気だ。
コンロの着火などにも使われる静電気は当然引火する力があり、セーターなどから発生した静電気により花火に急に火がつくことがあるのだ。
構えていないときに急に火がつくのでやけどや着ている服に火がつく危険もある。
そのため、冬に花火をするときには静電気も警戒しなければならないのである。
☆まとめ
花火といったら夏、でも冬もやりたいけど花火はやらない( ・ω・)
花火が夏の風物詩になったのは、死者の魂が帰ってくるお盆に供養のために花火が生まれたからだ( ・ω・)ノ
冬に花火大会をやらないのは、単純に寒いからもあるが、一番の理由は火事を起こすリスクを避けるためである( ・`ω・´)
そして、手持ち花火はネットで買うことはできるが、落ち葉や枯れ木などへの引火と、静電気による花火の発火に気をつけなければならない(´・ω・`)
冬にイルミネーションと花火を共演させた写真撮ったらインスタ映えしそう(^3^)/
ある意味炎上しないように気をつけないと 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v