大晦日に食べる年末の風物詩、年越しそば。
今回はそんな年越しそばについて書いていきたいと思う。
◎年越しそばとは?
年越しそばは大晦日の日付が変わるまでに食べるそばのことだ。
食べる時間に決まりはないが、年が明けるまでに食べ終わるのが一般的である。
そばは今でこそ手軽に食べられているが、もともとは縁起物として食べられていたため、年越しの縁起がいいタイミングでも食べられるようになった。
昔ながらの風習は比較的衰退していってはいるが、年越しそばは今でも半数以上の国民が食べているというデータもある。
◎年越しそばを食べる理由
年越しそばを食べる理由は大きく分けて由来が4つある。
今回はそれを1つずつ書いていきたい。
・長寿
そばは細く長く伸びるため、寿命を伸ばすといわれている。
・厄払い
そばは切れやすいので、1年の苦労や災厄を断ち切るといわれている。
・金運
金銀細工師が、散らばった金粉を集めるのにそば粉を使っていたことから、「金を集める」という説がある。
・復活、復興
貧しすぎて年を越せないといわれた町人に世直しそばとしてそば餅をふるまったところ、町人の生活が翌年から改善したという逸話から食べるようになった節もある。
◎変わった年越しそば
年越しそばは多くはエビの天ぷらが乗ったそばであるが地域によって独自の文化があることもある。
今回はそんななかからいくつか紹介していきたい。
・にしんそば
にしんそばは北海道や京都で食べられている。
名前のとおりそばの上に「身欠きにしん」の干物を焼いたものが乗せられている。
・越前おろしそば
越前おろしそばは福井県で食べられている。
辛い大根おろしが乗せられている。
・釜揚げそば
釜揚げそばは島根県で食べられている。
そばをゆで汁ごとお椀によそって、そこにつゆをかけて食べる。
・ソーキそば
沖縄県の名物、ソーキそば。
沖縄県では年越しそばもソーキそばが食べられる。
・年越しうどん
うどん県としても知られる香川県では、年越しそばと同じくらい年越しうどんが食べられている。
・わんこそば
盛岡の名物、わんこそば。
現在ではあまり食べられていないが、昔は年末に年の数だけわんこそばを食べる風習があった。
☆まとめ
大晦日に食べる年末の風物詩、年越しそば( ・ω・)ノ
年越しそばは大晦日の日付が変わるまでに食べるそばのことで、現在でも半数以上の国民が食べている昔ながらの風習だ(^ω^)
年越しそばに込められた願いは大きく分けて4つあり、長寿、厄払い、金運、復活復興だ(^o^)/
また、年越しそばは地域による特色もあり、にしんそばなどの具材の違い、年越しうどんなど麺の違い、わんこそばなどの食べ方の違いがあるのだ(^3^)/
大晦日なのにそば買うの忘れた!
ペヤングでいいか…年越しカップ焼きそば( ´∀`)/~
それで長寿になれるかな 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v