中に小さい人形が入っているロシアの民芸品、マトリョーシカ。
今回はそんなマトリョーシカについて書いていきたいと思う。
◎マトリョーシカとは?
マトリョーシカは胴体の部分で上下に分けられるようになっていて、その中に一回り小さい人形が入っているロシアの民芸品の人形だ。
だいたい5段階、もしくは6段階で重なっていることが多い。
形は中からスムーズに取り出せるように、こけしやだるまのように腕や足がない。
現在では動物やキャラクターなどさまざまなデザインのものがマトリョーシカになっているのだ。
◎マトリョーシカの歴史
マトリョーシカが生まれたのは、ロシアのモスクワから少し離れたアブラムツェヴォという小さな村だ。
アブラムツェヴォは鉄道会社の経営者が作った芸術家の村で、完成と同時に多くの芸術家が移住してきた。
その中に日本の木彫り人形を持ち込んだ者がいて、それが中に人形の入った「入れ子」構造だった。
つまりマトリョーシカの原型のルーツは実は日本だったのだ。
それを何重にも作りロシアの農村に住むさまざまな人々の絵を描き、マトリョーシカが完成したのだ。
そして、1900年に開かれたパリの万国博覧会に出品されたマトリョーシカが銅賞を受賞して、マトリョーシカはロシアの民芸品として世界的に広まっていったのである。
◎マトリョーシカという名前
マトリョーシカという名前は、ロシア人の女性に多い名前の「マトリョーナ」が由来だ。
ロシアにおける民芸品のマトリョーシカの一番大きい人形は「母親」をイメージしていて、そのお腹の中に子供たちが入っているというのが基本的な考え方である。
マトリョーシカは縁起物でもあり、家庭円満や子孫繁栄、また一番小さいものに願い事をしてからフタを閉じるとどんな願いも叶うといったいろいろな意味ももっているのだ。
☆まとめ
中に小さい人形が入っているロシアの民芸品、マトリョーシカ(^ω^)
マトリョーシカは胴体の部分で上下に分けられるようになっていて、その中に一回り小さい人形が入っているロシアの民芸品の人形で、だいたい5段階、もしくは6段階で重なっている(*´▽`)v
マトリョーシカはロシアの芸術家の村で生まれ、日本の入れ子の人形を参考に作られていて、1900年のパリの万国博覧会で銅賞を受賞して、世界に広まった(^o^)/
そして、マトリョーシカという名前はロシアの女性に多い名前の「マトリョーナ」からきていて、家庭円満、子孫繁栄などを願う縁起物なのだ(^3^)/
マネキンは展示してないところに置いとくときかさばるからマトリョーシカみたいにすればいいのに…
バズるかな? 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)/