煮物などに使われる黒くて細い海藻、ひじき。
今回はそんなひじきについて書いていきたいと思う。
◎ひじきとは?
ひじきは波の荒い海岸の岩場の満潮から干潮になるときに潮がなくなる部分に分布する海藻だ。
ひじきは日本の食材だと思われがちだが、国内で販売されているものの90%は韓国や中国で養殖されたものである。
国産のものは10%しかないが、日本ではほとんどひじきの養殖を行っていないため、ほぼ100%が天然物だ。
栄養価も高いことから、旧敬老の日をひじきをたべて長生きしようということで、9月15日がひじきの日になっているのだ。
◎ひじきの種類
ひじきには大きく分けて芽ひじきと長ひじきがある。
今回はそれを紹介していきたい。
・芽ひじき
芽ひじきは1本のひじきから8割採れる、海藻の枝分かれした部分のことだ。
細くて柔らかいのが特徴で、ひじきごはんなどに使われている。
・長ひじき
長ひじきは1本のひじきから2割採れる、根元から最初の枝分かれまでの茎の部分のことだ。
細長いが芽ひじきよりも硬く歯ごたえがしっかりあるため、炒め物などに使われている。
◎ひじきの加工
ひじきはそのまま食べると苦く微量ではあるが毒性もあるため、必ず加工されたものが販売されている。
ひじきの加工の方法は大きく分けて2つある。
今回はそれを紹介していきたい。
・伊勢製法
伊勢製法とは、「一度天日干し」をしたものを水で戻し、そのあとに蒸してから乾かす製法だ。
・房州製法
房州製法とは、「生のひじきをそのまま」蒸したり煮たりしてから乾かす製法だ。
ちなみに、日本で販売されているひじきの8割くらいは「伊勢製法」が採用されているといわれている。
☆まとめ
煮物などに使われる黒くて細い海藻、ひじき( ^ω^ )
ひじきは波の荒い海岸の岩場の満潮から干潮になるときに潮がなくなる部分に分布する海藻で、日本の食材と思われがちだが、日本で販売しているもののほとんどは韓国や中国で養殖されたものだ(^ω^)
ひじきには細くて柔らかい芽ひじきと、硬くて歯ごたえがしっかりある長ひじきの2種類がある(^o^)/
そして、ひじきの加工方法は天日干しをする伊勢製法と、生のひじきをそのまま加熱処理する房州製法の2種類があるのだ(^3^)/
芽ひじきと長ひじきを目隠しして食べてみようかな…
究極の二択 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v