京都のかぶを使った漬け物、千枚漬け。
今回はそんな千枚漬けについて書いていきたいと思う。
◎千枚漬けとは?
千枚漬けとは江戸時代に大黒屋藤三郎が開発した漬け物だ。
現在ではかぶや大根などが使われているが、もともとは京野菜の「聖護院かぶ」が使われていた。
聖護院かぶをうすくスライスして余分な水分を塩漬けして取り除き、昆布などと一緒に本漬けして乳酸発酵させたものが元祖で、それが他の漬け物店でも作られて多様化していって今の千枚漬けになったのだ。
◎千枚漬けはなぜ「千枚」?
千枚漬けの「千枚」とは一体どこから算出された数字なのだろうか?
その答えは諸説あるが、大きな理由としては2つある。
1つ目は漬け物を漬ける樽に入る漬け物の枚数が、千枚を超えるということからだ。
そして、もう1つは千枚漬けはうすくスライスするため、元祖の千枚漬けに使われていた聖護院かぶは5キロにもなる大きなかぶであり、実際にうすくスライスすると千枚以上できるということからである。
◎千枚漬けの作り方
千枚漬けはかぶや大根で家庭でも作ることができる。
千枚漬けのおもな材料は以下のとおりだ。
・大根、もしくはかぶ
・塩
・酢
・砂糖
・みりん
・昆布
・唐辛子
・ゆずの皮
作り方はまず、大根やかぶなどをスライサーなどを使ってできるだけうすく切る。
その切ったものの重さの3%の量の塩を使って塩漬けをして、1日ほどおいたら出てきた水を切って捨てる。
次に、酢、砂糖、みりんを2対1対1で混ぜながら火にかけて軽く沸騰させる。
次に刻んだ昆布、唐辛子、ゆずの皮を塩漬けした大根やかぶの間に挟みながら重ねて、最後に沸騰させた調味液をかけて一晩漬けたら完成。
☆まとめ
京都のかぶを使った漬け物、千枚漬け( ^ω^ )
千枚漬けとは、聖護院かぶをうすくスライスして、余分な水分を塩漬けして取り除き、昆布などと一緒に本漬けして乳酸発酵させたものだ(*´▽`)v
千枚漬けの「千枚」とは、漬け物を漬ける樽に入る漬け物の枚数、もしくは聖護院かぶをうすくスライスしたときの枚数からきている(^o^)/
そして、千枚漬けはかぶや大根があれば家庭でも漬けることができるのだ(^3^)/
千枚漬けっていうけど樽の中に本当に千枚あるの?
997ま~い、998ま~い…あれ?2枚足りな~い 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v