電話回線などを使って相手に画像や写真、文字などを送る機械、FAX。
今回はそんなFAXについて書いていきたいと思う。
◎FAXとは?
FAXとは正式名称は「ファクシミリ」と呼ばれる電話回線などの通信回線を使って相手に画像や写真、文字などを送る機械だ。
FAXの仕組みはまず紙に書いてある情報を電話が音声情報に変換する。
次に電話をかけてその音声情報を画像処理して、紙に印字して相手に届くという仕組みだ。
つまり、FAXのルールに基づいた音声情報があれば、もとが紙媒体でなくても相手には紙に印字して届けることができるのだ。
ちなみに、FAXはインターネット回線でも送ることができて、電話番号やメールアドレスなどのFAXを受けとることが可能な相手先の宛先情報があればどこからでも送れるのである。
◎FAXは電話より先にあった?
FAXは1843年にスコットランドのアレクサンダー・ベインが発明した機械であるが、電話はベルが1876年に発明しているため、なんと電話より先にFAXはあったのである。
ところが電話は比較的早い段階で普及していったが、FAXは1980年ごろまでまったく普及しなかった。
そのため、電話よりも新しい機械だというイメージがついてしまったのである。
FAXが普及しなかった理由としては、非常に高額であること、大型の機械であるため場所を取るということ、緊急性のあるもの以外は郵便で出してしまうということ、相手先もFAXを所有していなければやりとりが成立しないことなどさまざまな理由があったのである。
◎FAXは消えゆく文化?
FAXは全盛期は日本の半分以上の世帯にあるほど普及していた。
しかし、インターネットやさまざまな通信機器の発達により、FAXは徐々に使われなくなっていく。
そんななかでも、いまだにFAXを使う業界もいくつかある。
・不動産業界
ペーパーレスが進みゆく現代でも、不動産業界では契約書類など多くの書類が必要である。
そのため、手続きなどを円滑に行うためにFAXは多くの場面で役に立っている。
・行政機関
行政機関は情報セキュリティの観念からインターネットの情報のやりとりに慎重であるため、今でもファックスは重要なツールとして使われている。
エラーが起きやすいので申請関係で不備が起こることもあるが、紙媒体でデータが残るのが最大のメリットである。
ちなみにあまり知られていないが、消防や救急の通報でもファックスを使うこともできるのだ。
☆まとめ
電話回線などを使って相手に画像や写真、文字などを送る機械、FAX( ^ω^ )
FAXは電話回線やインターネット回線などの通信回線を使って相手に画像や写真や文字などを送る機械だ(^ω^)
FAXは電話が発明される前に発明されたが、さまざまな理由により普及が遅れたため、電話よりも新しい機械だというイメージがついてしまっている(^o^)/
そして、FAXは徐々に使われなくなってきているが、不動産業界や行政機関では今でも使われているのだ(^3^)/
連絡先交換しようよ!…FAXでいい?
やりとりを続ける自信がない 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v