すぎぶろ!!

すぎの経験、体験、雑記

ホオジロザメ

映画「ジョーズ」で有名になった人を襲うこともある凶暴なサメ、ホオジロザメ。

今回はそんなホオジロザメについて書いていきたいと思う。

◎ホオジロザメとは?

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ホオジロザメとは、温かい海に生息する肉食のサメだ。

一般的にはオーストラリアや南アフリカ、カリフォルニアの沿岸などでよく目撃されている。

魚類のなかではかなり知能が高く、学習能力もある。

ホオジロザメは卵胎生であり、卵をメスの体のなかで孵化させてから生まれるスタイルであるが、そこで「子宮ミルク」という哺乳類でいう母乳のようなものが分泌していることが確認されていて、かなり特殊な生態なのだ。

◎ホオジロザメが凶暴な理由

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ホオジロザメは人間を襲うこともあるサメだが、普段はアザラシやオットセイなどを食べている。

ホオジロザメの歯は300本ほどあり、すべて三角形の鋭い歯であるが、これは噛むためというよりは攻撃して相手に致命傷を負わせて動きを止めるために使われる。

ホオジロザメが人を襲うときは空腹時で、満腹時はそこまで攻撃的ではなく、体重の30%ほど食べると満腹になるといわれている。

エサの見つけかたは、待ち伏せしながら鋭い嗅覚で血液や体液などを察知したらその方向へ目標を定めて、原付くらいの速度で一気に襲いかかるのだ。

◎ホオジロザメは水族館で見られない?

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比較的多くの人が知っている魚であるホオジロザメだが、水族館にはいないため見たことがない人が多い。

実はそれにはいくつかの理由がある。

まず、1つ目は健康な状態で捕獲するのが難しいということだ。

今までに何度も捕獲された報告はあるが、そのほとんどは漁をしているときに偶然捕獲されたものであり、その場合のほとんどは瀕死かすでに死んだ状態であるからだ。

2つ目はホオジロザメが凶暴であるがデリケートな魚であるからだ。

ホオジロザメは他の生き物を襲うから水族館にいないというのももちろんあるが、意外とデリケートな魚で、狭い水槽だとガラスに激突して死んでしまうことがあるからだ。

実はホオジロザメはまったく水族館にいたことがないわけではなく、過去に展示に挑戦した水族館はいくつかある。

しかし、アメリカの水族館の半年が最高記録で、他は1ヶ月も持たないで死亡している。

その後ホオジロザメは絶滅危惧種になり、最近ではホオジロザメの飼育に挑戦する水族館もなくなった。

3つ目は、エサが大変だということだ。

子どものホオジロザメであれば魚を与えておけばよいが、成長するとアシカやオットセイを食べることになる。

ホオジロザメを満腹にするためには毎日オットセイやアシカを5頭から10頭用意しなければならないため、飼育するためにはとんでもないエサ代がかかるのだ。

☆まとめ

映画「ジョーズ」で有名になった人を襲うこともある凶暴なサメ、ホオジロザメ(^ω^)

ホオジロザメとは温かい海に住む肉食のサメで、魚類のなかでは知能が高く、学習能力もある( ^ω^ )

ホオジロザメが人を襲うときは空腹時で満腹時はそこまで攻撃的ではなく、体重の30%ほど食べると満腹になる(^o^)/

そして、ホオジロザメが水族館にいないのは、健康な状態で捕獲するのが難しいこと、凶暴であるがデリケートな魚であること、エサが大変だということの3つがあげられるのだ(^3^)/

サメは獲物を襲うときに歯が折れることがあるのか…サメ用の入れ歯でも作ってあげようかな…

依頼はいつまでも来ません 笑

みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v