聞いたことあるけどよくわからない言葉、時雨。
今回はそんな時雨について書いていきたいと思う。
◎時雨とは?
時雨とは秋の終わりから冬のはじめにかけて起きる、一時的に降ったり止んだりする雨のことだ。
時雨は「しぐれ」と読むが、時雨の語源の正確なものはわかっていない。
時雨は遥か昔から認知されていて、昔の書物には「冬のはじめから中頃にかけ、さっと降ってさっと上がり、時には断続的に降り続ける雨」という記述もある。
冬の北西から吹く季節風で、流された雲が日本海側から太平洋側に移動するときに、日本海側の気候と太平洋側の気候の境界の盆地によく時雨が発生する。
つまり、場所によっては時雨は絶対に発生しないのであってそもそもレアな現象なのであるが、冬の通り雨を総称して時雨と呼ぶ場合もある。
時雨は俳句では冬の季語である。
◎しぐれ煮のしぐれは時雨?
牛肉のしぐれ煮やアサリのしぐれ煮などしぐれ煮はいろいろあるが、しぐれ煮とは生姜を加えた佃煮のことである。
もともとしぐれ煮は、三重県桑名市のハマグリを使った佃煮「しぐれハマグリ」が元祖であるが、現在はしぐれハマグリと同様に生姜を用いた佃煮全般をそう呼ぶようになった。
しぐれ煮の名前を付けたのは、各務支考(かがみしこう)という江戸時代の俳人で、さまざまな風味が口のなかを通りすぎることを、時雨のように一時的に降る様子に見立てたといわれている。
また、しぐれハマグリのハマグリの旬が時雨の時期だったためその名前が付いた説もある。
☆まとめ
聞いたことあるけどよくわからない言葉、時雨(^ω^)
時雨とは秋の終わりから冬のはじめにかけて起きる、一時的に降ったり止んだりする雨のことだ(^o^)/
時雨は冬の北西から吹く季節風で、流された雲が日本海側から太平洋側に移動するときに、日本海側の気候と太平洋側の気候の境界の盆地によく発生するものであり、場所によっては絶対に時雨は発生しないレアな現象である( ・ω・)ノ
また、佃煮の一種であるしぐれ煮は、さまざまな風味が口のなかを通りすぎることを、時雨のように一時的に降る様子に見立てたというのと、時雨の時期がしぐれ煮の元祖、しぐれハマグリのハマグリの旬であるため、時雨という言葉がついたといわれている(^3^)/
この水道は水が出たり止まったりしてる~
時雨は蛇口でコントロールできる問題じゃない 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v