銭湯の浴槽のうしろの壁に描かれている、銭湯の絵。
今回はそんな銭湯の絵について書いていきたいと思う。
◎銭湯の絵とは?
日本の文化である銭湯はピーク時で18000軒もあるほど人々の暮らしに根づいていた。
銭湯の浴槽のうしろの壁に絵がはじめて描かれたのは大正元年に東京の千代田区にあったキカイ湯だ。
最初は遊び心のようなものであったが次第に話題となり、やがて多くの銭湯の浴槽のうしろの壁に絵が描かれるようになったのだ。
◎銭湯の絵に富士山が多い理由
銭湯の絵といえば富士山の絵であるが、ではなぜ多くの銭湯に富士山が採用されているのだろうか?
それは、銭湯で一番最初に描かれた絵が富士山だからであり、富士山そのものも縁起物として人気が高かったためである。
ちなみに、富士山の絵が描かれているのは東京を中心とした関東周辺であり、西日本には富士山の絵はあまりないのだ。
◎銭湯の絵で描いてはいけない絵
銭湯の絵では描いてはいけないといわれているものが3つある。
今回はそれを一つずつ紹介していきたい。
・夕日
夕日は沈むことから家業が沈むイメージがあるため描かれない。
ちなみに富士山の背景としても夕日がチョイスされることはほぼない。
・猿
猿は「去る」とも読めることから、客が去るというイメージがあるため描かれない。
・紅葉
紅葉は赤いことから、「赤字」もしくは「火事」のイメージが縁起が悪いため描かれない。
☆まとめ
銭湯の浴槽のうしろの壁に描かれている、銭湯の絵(^ω^)
銭湯の絵とは大正元年に東京の千代田区のキカイ湯という銭湯ではじめて描かれたものでそこから全国に広まった( ´∀`)/
銭湯の絵に富士山が多いのは、キカイ湯の絵が富士山であったことと、富士山そのものが縁起が良いものだからである(^o^)/
そして、銭湯の絵で描いてはいけないものは、夕日、猿、紅葉なのだ(^3^)/
銭湯の壁に夕日、猿、紅葉をすべて描いて成功したい!!
難易度 おに 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v