強引に自分の要求などを押し通すという意味のゴリ押し。
でもゴリ押しの「ゴリ」って一体なんだろう?
今回はそんなゴリ押しの「ゴリ」について書いていきたいと思う。
◎ゴリ押しの「ゴリ」の最有力候補、ゴリラ
強引に押し通すということはかなりの力強さを感じられる。
力が強い「ゴリ」といったらゴリラである。
実際にゴリラは生態的に筋肉量が普通に生活しているだけで増えていき、一度ついた筋肉が衰えない。
さらに、ゴリラのパンチ力は2トンほどもあり、実際にゴリラが押すと、大半のものは破壊されてしまう。
しかし実は、ゴリ押しの「ゴリ」はゴリラではないのだ。
◎そしたら「ゴリゴリの体育会系」の「ゴリ」?
かたくなに、筋金入りの、エネルギッシュな、という意味の「ゴリゴリ」。
ごりごりの体育会系などで使われるが実はこれもゴリ押しの「ゴリ」ではないのだ。
◎そしたら「ゴリ」は一体何?
ゴリの正体は魚だ。
ゴリとは一般的にはハゼの仲間の通称である。
そして、ゴリ押しの「ゴリ」にもっとも当てはまるのが、ヨシノボリというハゼだ。
ヨシノボリは川底の岩や石にはりついて過ごすため、水流が強いところでも生活できる。
また、流れにさかのぼるときは川べりに張りついて上流に向かうこともできるのだ。
◎ゴリ押し漁
京都の鴨川では、ゴリ押し漁という方法でヨシノボリを捕獲していた。
これが、ゴリ押しの由来の招待である。
ヨシノボリは川底の石や岩などに川の流れでも流れないように張りついているため、そのまま捕まえるのは難しい。
そのため、川底の石や岩ごと削るように川底を叩きながら下流から上流に向けて網に追い込むように捕獲する。
この漁の抵抗があるところから強引に押し進める様子から「ゴリ押し」が生まれたのだ。
ちなみに漁をしているということはこのヨシノボリ、食べることができる。
唐揚げや煮付けにして食べられているが、ほとんどの人が食べたことないかも?
この機会に探してみるのもいいかもね(^ω^)
◎まとめ
強引に自分の要求を押し通すという意味のゴリ押し( ・ω・)ノ
ゴリ押しの「ゴリ」は、ゴリラでもゴリゴリでもない( ゚ε゚;)
実はゴリとはヨシノボリというハゼの仲間の魚だったのだ( ・ω・)ノ
ヨシノボリは川底の石や岩などに川の流れでも流れないくらいに張りついて生活している(^o^)/
そのヨシノボリの生態を活かした漁の方法が「ゴリ押し漁」というもので、ゴリ押しという言葉はこのゴリ押し漁から生まれたのだ(^-^)/
力ずくでできるから近所の川でやってみようかなぁ…ザリガニばっか取れそう 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v