ボリュームたっぷりの洋風ごはん、トルコライス。
今回はそんなトルコライスについて書いていきたいと思う。
◎トルコライスとは?
トルコライスは店などによって細かい部分は違うが、トルコライスの基本的な構成は3つありどこでも変わらない。
まずはピラフ、ピラフの代わりにドライカレーの場合もある。
次にスパゲッティ、トルコライスにおいてはほとんどがナポリタンである。
最後にとんかつ、とんかつには普通のソースではなく、デミグラスソースもしくはカレーソースがかけられていることが多い。
さらにこの3つとサラダが1つの皿に盛り付けられているのがトルコライスなのだ。
◎トルコライスはトルコ料理?
トルコライスは名前のとおりトルコ料理なのかと思われるが、実は違う。
そもそもトルコはイスラム教の国であるため、トルコライスのメインである「とんかつ」は食べない。
また、トルコ料理では炭水化物が同じ皿に一緒に盛り付けられていることもないため、ピラフとスパゲッティが一緒に盛り付けられているトルコライスはトルコ料理ではないのだ。
では、トルコライスはどこで生まれたのかというと、日本なのだ。
長崎県を中心にトルコライスは全国的にあり、長崎のものはピラフ(ドライカレー)、ナポリタン、とんかつであるが、関西ではピラフがオムライス、関東ではピラフがチキンライスになっていて、とんかつにデミグラスソースをかける場合が多い。
◎トルコライスは日本生まれ、ではなぜ「トルコライス」?
トルコライスはトルコ料理でもないし、日本で生まれた料理だ。
ではなぜこのような名前になったのだろうか?
実はこれに関しては正確な情報はなく、いろいろな説があるのだ。
今回はそんな中からいくつか紹介していきたい。
・トルコがルーツ
トルコ料理の代表である「ピラウ(ピラフのようなもの)」がメインであることから、そのピラフにナポリタンととんかつが付け合わせとして付いてきたという説がある。
・トルコが架け橋
トルコライスはさまざまな構成のものがあるが、洋風のものとアジアのものが1つの皿に一緒に盛り付けられていることから、アジアとヨーロッパの中間にあるトルコが2つをつなぐ架け橋であるからという説もある。
・トリコロール
トリコロールはフランスの国旗の赤、青、白の3色の旗であるが、この3色をそれぞれピラフ、ナポリタン、とんかつで表していて、トリコが訛ってトルコになったという説もある。
・レストラントルコ
かつて長崎県にあったという「レストラントルコ」が最初に出して広がったという説。
レストラントルコという店は実際にあり、トルコライスのようなものは提供されていたようだが、短期間で廃業してしまったために詳細は不明である。
☆まとめ
ボリュームたっぷりの洋風ごはん、トルコライス( ・ω・)ノ
トルコライスは、ピラフ(ドライカレー)、ナポリタン、とんかつ、サラダが一緒の皿に盛り付けられている料理だ(^o^)/
トルコはそもそもイスラム教であるため豚肉は食べず、炭水化物を一緒の皿に盛り付けることもないため、トルコライスはトルコ料理というのはありえない話で、日本で生まれた料理なのである(^3^)/
ではなぜ「トルコライス」と呼ぶのかに関しては正確なものは今でも謎であるが、トルコがルーツ説、トルコが架け橋説、トリコロール説、レストラントルコ説などの名前の由来の候補はいくつかある(^ω^)
トルコに行ったときにトルコライス頼んでみようかな…
ピラウだけ出てきてもがっかりしちゃダメだよ 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v