テーブルの型にふとんを掛けて暖まる暖房器具、こたつ。
今回はそんなこたつについて書いていきたいと思う。
◎こたつとは?
こたつとは床に置いたテーブル型の枠組みに熱源を着けて、ふとんを掛けて暖まる暖房器具だ。
膝を曲げて腰を掛けて入れる「掘りごたつ」と、平面に置く「置きごたつ」の2種類がある。
掘りごたつの歴史はとても古く、室町時代には囲炉裏を使った掘りごたつがあったこともわかっている。
また、こたつは日本独自のものと思われがちだが、実はイランやアフガニスタンなどの中東にもこたつと同じような暖房器具があるのだ。
◎赤い光の秘密
こたつのふとんをめくって中の熱源をのぞくと赤い光が見える。
そもそもこたつの熱源の光はもともとは赤い光ではないというよりも目に見えないのだ。
もともとこたつは光らないが暖まる暖房器具だった。
しかしそれでは電源が入っているのか、しっかり暖まっているのかというものが目に見えないため売り上げが悪かった。
そこであるメーカーが光に可視光線、つまり目に見える赤い光を混ぜたところよく売れるようになりそれが主流になっていった。
ちなみに赤は視覚的にも暖かくなる色であるため、こたつには効果的だったのだ。
◎こたつのヒーターの種類
こたつのヒーターには大きく分けて3種類ある。
今回はそれをひとつずつ紹介していきたい。
・石英管ヒーター
石英管ヒーターとは一番多く使われているヒーターだ。
少ない消費電力でも暖まるため多くのこたつに採用されている。
弱点はスイッチを入れてから暖まるまでに時間がかかるため、帰宅後すぐに暖まれないことだ。
・ハロゲンヒーター
ハロゲンヒーターは石英管ヒーターがパワーアップしたものだ。
すぐ暖まり寿命も長くとにかくパワーがあるのが特徴である。
弱点はパワーがあるがゆえに電気代がかかることで、同じ時間使った場合1ヶ月に数百円違ってくるのだ。
・フラットヒーター
フラットヒーターは名前のとおり平べったいヒーターだ。
広い範囲を暖めるため消費電力は少なく、足を上げてもヒーターに当たらないためこたつの中が広くなるのが特徴だ。
弱点は温度がそこまで上がらないため、こたつだけで防寒するのが難しいことだ。
☆まとめ
テーブルの型にふとんを掛けて暖まる暖房器具、こたつ(^ω^)
こたつとは床に置いたテーブル型の枠組みに熱源を着けて、ふとんを掛けて暖まる暖房器具だ( ´∀`)/
こたつの熱源が赤く光るのは、もともとは見えない光が使われていたが、それだと電源が入っているのか、しっかり暖まっているのかがわかりづらかったためあえて赤い光を見えるようにしているからだ(^o^)/
そして、こたつのヒーターには石英管ヒーター、ハロゲンヒーター、フラットヒーターの3種類がありそれぞれに特徴があるのだ(^3^)/
こたつは日本と中東で使われているのか、よし、まだアフリカにはないぞ!!
たぶん1台も売れないよ 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v