波の発生源が動くと観測者からの捉え方が変わる効果、ドップラー効果。
今回はそんなドップラー効果について書いていきたいと思う。
◎ドップラー効果とは?
ドップラー効果とは、波の発生源が観測者に近づくと周波数が高くなり、観測者から遠ざかると周波数が低くなる現象だ。
ドップラー効果の「ドップラー」は、オーストリアの物理学者のクリスチャン・ドップラーからきている。
そして、ドップラー効果には音のドップラー効果と、光のドップラー効果の2種類があるのだ。
◎音のドップラー効果
音のドップラー効果というと、一番有名なのは救急車のサイレンだ。
救急車の通常のサイレンの音を音階で表すと、「ソーシーソーシー」だが、近づくと「ソ♯ードーソ♯ードー」と半音ほど上がる。
これは、救急車の進む速度よりもはるかに音が進む速度のほうが速いため、観測者が止まっている、もしくは低速で動いている場合その地点に先に音が届くが、距離が近づくと音の周波数が圧縮されてしまうためである。
ちなみに、救急車などの緊急車両のサイレンは走行時は約10%の周波数の違いが発生するのだ。
◎光のドップラー効果
音のドップラー効果はよく知られているが、実は光にもドップラー効果がある。
光のドップラー効果は見え方が変わるものであるが、多くは赤外線や紫外線であるため目視することはできない。
光のドップラー効果を体験できるのは天体観測で、地球に近づく光は青く、遠ざかる光は赤く見えるのだ。
☆まとめ
波の発生源が動くと観測者からの捉え方が変わる効果、ドップラー効果(^ω^)
ドップラー効果とは、波の発生源が観測者に近づくと周波数が高くなり、観測者から遠ざかると周波数が低くなる現象だ( ´∀`)/
音のドップラー効果は救急車のサイレンなどで体験することができて、近づくと音階が少し高くなる(^o^)/
そして、光にもドップラー効果がありそれによって見え方が変わり、近づくと青く見えて遠ざかると赤く見えるのだ(^3^)/
信号にもドップラー効果働くのかな…
事故を防ぐためのものが事故の原因になるよ 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v