朝に現れる巨大なロール雲、モーニンググローリー。
今回はそんなモーニンググローリーについて書いていきたいと思う。
◎モーニンググローリーとは?
モーニンググローリーとは、巨大なロール状の雲が帯のように長く現れる現象のことだ。
名前のとおり朝方によく見られていて、9時ごろにはほとんど見られなくなる。
湿度の高い北風が吹く天気がいい早朝がもっともモーニンググローリーが起こりやすいが、めったに見られない珍しい気象現象なのだ。
◎モーニンググローリーはなぜ起きる?
モーニンググローリーが起きる明確な要因ははっきりしていないが、原因は2つあるといわれている。
ひとつは海陸風という昼は海から陸へ、夜は陸から海へと風向きが変わるものがあるが、朝の風向きが切り替わるときに風がぶつかって前線のようなものができて、その風にある湿気が雲になったときにロール状になるという説だ。
もうひとつは常に気圧が高い地域に前線が重なることにより上昇気流と下降気流がぶつかって、その気流のなかの湿気が雲になったときにロール状になるという説である。
◎モーニンググローリーが見られるところ
モーニンググローリーは世界各地で観測されているが、いずれも海の上、もしくは海の近い地域である。
もっともモーニンググローリーがよく見られるのはオーストラリアのパークタウンという小さな町で、長期滞在すれば1回は見られるというほどよく観測されている。
ちなみに日本でも佐渡島沖で発生したことはあるが、観測記録もほとんどないため国内でモーニンググローリーを見るのは難しいのだ。
☆まとめ
朝に現れる巨大なロール雲、モーニンググローリー(^ω^)
モーニンググローリーとは名前のとおり朝方に見られる巨大なロール雲が帯のように長く延びる現象だ\(^^)
モーニンググローリーが発生する原因としては、海陸風の衝突と高気圧と前線がぶつかることによる気流の衝突の2つが考えられている(^o^)/
そして、モーニンググローリーをもっともよく見られるのはオーストラリアのパークタウンなのだ(^3^)/
夕方にロール雲が空に出たよ~!!
イブニンググローリー 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v