乾電池にはアルカリ電池とマンガン電池がある。
よくアルカリ電池のパッケージには「ハイパワー」「長持ち」などの謳い文句が書いてあるがマンガン電池は細々と売られていて特にパッケージにも何も書いてないことが多い。
性能は時代とともに進化してより良いものができているにもかかわらずなくならないマンガン電池。
今回はそんなマンガン電池について書いていきたいと思う。
◎アルカリ電池とマンガン電池の違い
アルカリ電池とマンガン電池はどちらもマンガンが使われていて、電力は1.5ボルトである。
では何が違うのかというとバッテリー液と内部の構造が違う。
それによってどのような差が生まれるのか?
一番大きいのは流せる電流量の違いだ。たまに電池式のもので「アルカリ電池使用」と指定されて書かれていることがあるが、これはパワーがないマンガン電池では正常な作動ができないですよ、ということだ。
実際に消費電力が多い電動ひげそりなどにマンガン電池を入れた場合、アルカリ電池の10分の1くらいの時間しか電池がもたない。
逆に「マンガン電池使用」と書かれたものにアルカリ電池を入れるとパワーがあり過ぎて過放電による液漏れなどがあるので注意が必要。
◎乾電池の適材適所
マンガン電池とアルカリ電池にはそれぞれ適した使用法がある。
○アルカリ電池
パワーがあり長持ちして電流量が多い。
・電動ひげそり
・電動歯ブラシ
・ゲーム機
・音楽プレーヤー
・ラジオ
・LED
○マンガン電池
休み休み使うと電圧が回復する。電流量は少なめ。
・リモコン
・電卓
・時計
・懐中電灯
・コンロの着火
上記のように使い分けることで乾電池が最大のパフォーマンスができるので覚えておこう。
☆まとめ
アルカリ電池とマンガン電池はどちらもマンガンが使われていて1.5ボルトの電力だ( ・ω・)ノ
しかし中の構造やバッテリー液の成分が違うためにパワーやスタミナなどが違う(^ω^)
電流量はただ強ければいいってもんでもなくて、マンガン電池が向いてるものにアルカリ電池を使うと液漏れなどのリスクがある(´・ω・`)
そして時計やリモコンなどはむしろマンガン電池を使ったほうが回復する性質などでむしろ長持ちすることがあるのだ(^o^)/
災害時などでも役に立つ乾電池、アルカリとマンガン両方持っておくといいのかもしれない(^3^)/
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v