火事になったときは、なんらかの形で火を消す。
今回はそんな消火と水について書いていきたいと思う。
◎火を消すにはどれくらいの水が必要?
通常火が上がったら消火器やバケツの水などで初期消火(火が小さいうちに消すこと)が大切だ。
しかし、建物まで燃えはじめてしまったら消すのはなかなか容易ではない。
消防署に通報すると水のタンクを積んだ消防車がやってくる。
この消防車のポンプには家庭の風呂の浴槽を満タンにした状態の約6杯分の水が入っている。
建物が大きい場合はこれでは足りないため、さらに防火水槽というところから水を汲み上げて消火にあたる。
この防火水槽は平均40000リットルの水が入っていて、その量はゴルフ場の池9個分くらいである。
◎消火と水と水道代
水道は1リットルで平均0.24円かかる。
消防車1台で408円かかる。
防火水槽1ヶ所で9600円かかる。
たとえば大きい建物で1日で消火しきれないようなケースでは消防車数十台と防火水槽もまわりにあるだけ使うので、その水道代は10万円を超える。
では、この消火にかかった水道代、一体だれが払うのだろう?
火事を起こした建物の主?
火を消すのに使った消防署?
答えはどちらでもない。
この答えは法律の「水道法」に明記されていて、そこには「水道事業者は、公共の消防用に使用された水の料金を徴収することはできない」とある。
つまり、消火活動で使用された水の料金は、水道事業者が負担するということだ。
☆まとめ
火事になったらその火事が消えるまで火を消す( ・ω・)ノ
消防車には風呂の浴槽6杯分くらいの水が入っていて、防火水槽にはゴルフ場の池9個分くらいの水が入っている(^ω^)
簡単に消えればいいが、大きい建物の火事の場合消すのは容易ではない(´・ω・`)
そのため、とてつもない量の水を使うため水道料金は高額になることになるが、火事の消火に使われる水道料金はすべて水道事業者が負担することが法律で決まっているのだ( *・ω・)ノ
ということはキャンプファイアやって消すのに使った水道代も請求書とっておけば水道事業者が…無理か 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v