水を火にかけて沸かすと沸騰してお湯になる。
今回はそんな沸騰について書いていきたいと思う。
◎一般的な沸騰って
水は一般的に100℃で沸騰するのが知られているが実はこれは気圧が1気圧だった場合の話だ。
1気圧とは海面上の気圧のことで高度が上がると気圧は徐々に下がっていく。
そして気圧が下がると沸騰する沸点も下がっていくのだ。
◎富士山やエベレストでは?
日本で一番高いところといえば富士山だ。
富士山は海面上の気圧が1気圧なのに対して0.7気圧である。
富士山頂での沸騰する温度は87℃くらいだ。
そして世界で一番高いところといえばエベレストだ。
エベレストは海面上の気圧が1気圧なのに対して0.3気圧である。
エベレスト山頂での沸騰する温度は70℃くらいだ。
調理するときの温度は変わらないため70℃ではごはんを炊いたら煮え切らないし乾麺はほぐれない。
そのため高地で調理する場合は圧力鍋などを使わないとうまくできないことが多い。
◎オゾン層(成層圏)まで行くと…
普通に生活していて成層圏まで行くことはまずないが成層圏では沸騰する温度が30℃くらいになる。
人間の体温が35℃以上はあるのでそのままの状態で行くと血液が沸騰して死んでしまう。
そのくらい気圧と沸騰は影響がある関係なのである。
☆まとめ
水が100℃で沸騰するのはあくまでも1気圧だった場合だ(^o^)/
富士山やエベレストなど高いところへ行けばいくほど気圧が下がりそれに伴い沸騰する温度も下がる( ・ω・)ノ
そして成層圏まで行くと沸騰する温度が人間の体温を下回り生身の人間が行くと血液が沸騰して死んでしまう(´・ω・`)
猫舌で悩んでる人は高地に住めばやけどしなくて済むかも…でも不便か 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v