見方によってどのような解釈もできるという表現、玉虫色。
今回はそんな玉虫色について書いていきたいと思う。
◎そもそも玉虫って?
カミキリムシなどと近い甲虫の一種。
きれいに光り死んだあとでも色あせることもないので、装飾具としても使われている。
虫などは擬態することが多いが、ここまで目立つ色をしていたら天敵に襲われてしまうのではないかと思うが、実はこの目立つ色こそ鳥などに対して有効なのだ。
虫をエサとする鳥は「色が変わるもの」を警戒するため、見る角度によって色が変わる玉虫のことを警戒して寄せ付けないのだ。
◎玉虫色って?
玉虫の色は、パッと見た感じでは緑色だが、光を当てる角度によって色彩が変わる。
つまり、玉虫色とは特定の色を指しているものではなく、光の角度で変化していく色のすべてを含んだものである。
そのことから表現としても「玉虫色」は使われていて、見方によってどのようにも解釈することができるという意味である。
◎玉虫色を使った例文
・揚げ足をとられないように、玉虫色の話し方をする。
・みんなの意見を聞いた結果、玉虫色の計画ができてしまった。
・温めるのがいいのか冷やすのがいいのか、結論は玉虫色である。
・法案を見直すか玉虫色になっていたが、今日法案の決定をはっきりと明言された。
・会議では明確な解決案は出ず、玉虫色の結論を出すにとどまった。
・彼との話し合いは、玉虫色の決着に終わった。
なんかスッキリしないねぇ…笑
☆まとめ
見方によってどのようにも解釈することができるという表現、玉虫色( ・ω・)ノ
玉虫とはカミキリムシなどと近い甲虫で、パッと見た感じは緑色の虫だ(^o^)/
きれいに光っているため襲われてしまいそうだが、玉虫の色は光が当たる角度で色が変わるので、鳥は色が変わるものを警戒するので寄ってこない(^ω^)
そして玉虫が見方によって色が変わることから、見方によって解釈が変わるという意味で玉虫色という表現がされる(*^^*ゞ
でも玉虫色の結論ってもはや結論ではない気がするのは気のせい?笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v