有名な深海魚、チョウチンアンコウ。
今回はそんなチョウチンアンコウについて書いていきたいと思う。
◎チョウチンアンコウとは?
チョウチンアンコウはアンコウの仲間の深海魚だ。
おもに大西洋に生息していて、大西洋では広範囲に分布している。
一方で太平洋などには生息は確認されてはいるものの、数は非常に少ない。
水深は200メートルから800メートルのかなり深いところに生息していて、水揚げされることもほとんどないのだ。
一般的にイメージされるチョウチンアンコウはメスであり、オスはまったく違う姿をしている。
メスは体長が40から50センチまで成長するが、
オスは極端に小さく、体長は5センチくらいしかない。
オスがメスに吸収されることで生殖活動ができるようになる独特な方法で繁殖するのが特徴だ。
◎チョウチンアンコウのちょうちん
チョウチンアンコウのちょうちんには大きく分けて3つの構造がある。
ひとつは、頭から伸びたイリシウムだ。
このイリシウムは背びれが進化したものであり、このイリシウムをルアーフィッシングのようにゆらゆら揺らすことにより、先端の光をエサと勘違いした魚をおびきよせる。
次は、先端の光るかたまりの部分、エスカだ。
このエスカは完全な球状ではなく、糸状の繊維があり、それがルアーのような疑似エサのように見えるため、小さな魚や生物がよってくるのだ。
さらにこのエスカはバクテリアの住みかになっていて、このバクテリアが重要な役割を持っている。
そして、印象深い先端の光る部分が発光器だ。
チョウチンアンコウ自身が発光しているイメージがあるが、実は違う。
光っているのは実は、エスカに住むバクテリアなのだ。
光らせ方は、発光バクテリアを噴出して行っているが、これは光ファイバーと同じ方式であり、独自の進化で生まれたものとして注目されているのだ。
☆まとめ
有名な深海魚、チョウチンアンコウ(^ω^)
チョウチンアンコウはおもに大西洋に生息していて、水深は200メートルから800メートルのところに分布している(^o^)/
また、一般的にイメージするチョウチンアンコウはメスであり、オスは極端に小さいまったく別の姿をしている( ・ω・)ノ
チョウチンアンコウのちょうちんには、3つの器官があり、頭から伸びたイリシウム、バクテリアの住むエスカ、そして光るバクテリアを出す発光器だ(^3^)/
あっ、停電だ!!
よかった、チョウチンアンコウがいた…ないか 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v