「猫にまたたび」って言葉があるくらいの猫の好物、またたび。
今回はそんなまたたびについて書いていきたいと思う。
◎またたびって何?
またたびは日本や朝鮮半島などに生える3メートル以下の木である。
実は虫えい(虫が卵を産んでデコボコになったもの)と通常のものの2種類があり、それぞれ使い方が違うのだ。
◎虫えいの実の使い道
猫用に販売されているまたたびの実は、虫えいの実が用いられている。
猫用のまたたびには、「ストレス解消」「食欲増進」「老化防止」などさまざまな効果がある。
しかし、またたびはそもそも中枢神経を麻痺させるものであり、過剰摂取から呼吸困難などになる危険性もあるため注意が必要。
またたびは、粉末のものがもっとも効果が強く、液体、実、枝の順で効果が薄れていく。
子猫や老猫、病気の猫などには体に負担の少ない枝のまたたびが良い。
◎正常な実の使い道
正常な実は、食用として使われる。
・またたび酒
またたび酒はまたたびの果実酒だ。
またたびを洗って氷砂糖と酒に浸けて半年ほど寝かしたものである。
またたびを洗ったあと水気をよく拭き取らないとカビの原因になるので家で浸ける場合注意が必要。
・またたびの漬け物
新潟県では有名なまたたびの漬け物。
塩漬けのほかにはちみつ黒酢漬けもある。
・またたび茶
またたびは薬草としても使われていて、消化促進や滋養強壮、鎮痛などの効果もあり、煎じてお茶として飲むこともある。
☆まとめ
猫の好物、またたび( ^ω^ )
またたびとは植物の一種で、その実は正常なものと虫えい(虫が卵を産んでデコボコになったもの)がある(^o^)/
虫えいの実は主に猫用のまたたびに使われていて、またたびはストレス解消、食欲増進、老化防止などの効果がある(^ω^)
正常な実は、酒や漬け物、お茶などの食用に加工される( ・ω・)ノ
ちなみにまたたびという名前は「疲れた旅人がまたたびを食べたら、ふたたび旅を続けることになった」ことから「また、旅」からきていると言われている(^3^)/
もし旅人じゃなくて僧侶だったら「また、経」だったし、狩人だったら「また、狩」だったし、浮世絵師だったら「また、描き」だったのかぁ…またたびでよかったね(*^^*ゞ
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v