ゆっくりした動きをする動物、ナマケモノ。
今回はそんなナマケモノについて書いていきたいと思う。
◎ナマケモノとは?
ナマケモノは中南米に生息するほ乳類だ。
ミツユビナマケモノとフタユビナマケモノの2種類がいる。
ミツユビナマケモノとフタユビナマケモノは指の数が違う以外にも泳げる泳げないの違いがある。
排泄行為以外の睡眠、食事、交尾などをすべて木の上で行う。
体長は40から70センチほどで、筋力はないため爪を木に引っかけて生活している。
ジャガーなどの肉食動物に食べられてしまうこともあるが、最大の天敵はオウギワシだ。
オウギワシは肉食の猛禽類の鳥だが、一生のうちに補食する動物の半分はナマケモノだといわれている。
ナマケモノは見つかったら補食されてしまうが見つからないようにするために動かなくなった特殊な動物なのだ。
◎究極の省エネ
ナマケモノはとにかく無駄な動きをしない。
唯一木の上から降りてくる排泄行為も1週間に1回でそれ以外はほとんど木の上から動かない。
そして、寝ているあいだでも発生する基礎代謝はかなり低い。
そのため、食事は最小限度で済み、1日8グラム何かしら食べれば生きていけるのだ。
さらに、水分も最小限度で大丈夫なので、水は飲まず野菜や果物、葉っぱなどを食べればその水分で十分足りてしまうのだ。
また、体臭もほとんどなく動かないので体も汚れない。
まさに究極の省エネ動物なのだ。
そして、自然ではなく飼育されたものは寿命は30年ほどだ。
そんなナマケモノの唯一の弱点は寒さだ。
ナマケモノはほ乳類では珍しい変温動物であるため、寒いと体温が一気に低下して消化機能が働かなくなり、満腹で餓死する可能性もあるのだ。
☆まとめ
ゆっくりとした動きをする動物、ナマケモノ( ・ω・)ノ
ナマケモノは中南米に生息するほ乳類でミツユビナマケモノとフタユビナマケモノの2種類がいて、排泄行為以外のほとんどは木の上で行う(^ω^)
天敵はオウギワシというワシで、ほとんどの動物は逃げるために発達したが、隠れきるためにあえて動かなくていいように発達したのがナマケモノだ(^ω^)
そしてナマケモノは究極の省エネ動物で、排泄行為は1週間に1回、食事は1日8グラム、水分補給はその8グラムの食事から行い、自然でなければ30年ほど生きることができるのだ(^3^)/
人間も1日8グラムの食事にすればかなりの省エネになりそう…
30日で餓死しそう 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v