胃がない魚たち、無胃魚。
今回はそんな無胃魚について書いていきたいと思う。
◎無胃魚とは?
一般的にほとんどの動物は食べ物を消化するときに口から食道、胃、腸を経由して排泄されるが、無胃魚とは名前のとおり胃がない魚のことである。
無胃魚は食べ物を食べるとまず食道に入り、そのまま腸まで食べ物が送られる。
このとき食道と腸の境目のあたりに消化液を分泌する器官があり、それにより消化吸収を行っているのだ。
そのため、無胃魚の多くはプランクトンのような小さいものをエサにしていることが多い。
◎胃がないのは燃費が悪い
一般的に胃がある魚の代表としてタイがいるが、タイはエビなどをエサにしていて食べてから排泄されるまでに約10時間かかる。
一方で、無胃魚の場合、食べたものは数十分で排泄してしまう。
これが、燃費の悪い原因なのだ。
胃でゆっくりと消化するとき、食べ物はまだ体内にあるままであるため、その間はエネルギーを蓄えておくことができるが、胃がない無胃魚は食べ物がどこにもとどまらず通過している状態であるため、最低限度の栄養しか吸収することができないのである。
そのため、無胃魚が生き延びていくためには、絶えず早いスパンで食事をしなければ飢え死にしてしまうこともあるのだ。
◎無胃魚の種類
無胃魚は海の海水や川や湖などの淡水のどちらにもいくつか種類がいる。
今回はそんななかからいくつか紹介していきたい。
▲海水
・サンマ
・イワシ
・トビウオ
▲淡水
・鯉
・フナ
・金魚
・メダカ
☆まとめ
胃がない魚たち、無胃魚( ・ω・)ノ
無胃魚とは、胃がない魚であり、口から食道、腸を経由して排泄まで達するもので、消化は食道と腸の境目で消化液を分泌する器官がありそこで行う(^ω^)
無胃魚は食べてから排泄までが数十分しかないため、食べ物は食道や腸を絶えず進んでしまい十分に栄養を蓄えることができないので、常に食べ続けなければ生き延びていくことが難しい(^_^;)
そして、無胃魚は海水と淡水両方に存在していて、海水なら代表的なものはサンマ、淡水では鯉がそれである(^3^)/
メダカの学校がもし本当に実在したら…
1時間に1回給食食べないと死活問題 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v