すぎぶろ!!

すぎの経験、体験、雑記

逃げ水

夏の暑い日に道路の遠くのほうで水たまりが見える現象、逃げ水。

今回はそんな逃げ水について書いていきたいと思う。

◎逃げ水とは?

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逃げ水とは風がない夏の暑い日に、道路の遠くのほうで水たまりが見える現象だ。

実際にその水たまりが見える地点に行っても水たまりがなく、さらに遠くに同じような水たまりがあるように見えるのが水が逃げていくように見えることから「逃げ水」という名前がついた。

逃げ水は水が本当に逃げているわけではなく、太陽の光が道路の上の景色を反転させて、道路に映すと水たまりのように見える「蜃気楼」なのだ。

◎逃げ水の時期

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逃げ水は夏に起きる現象だ。

そして、逃げ水が発生するのはアスファルトの道路である。

アスファルトは夏の日差しを浴びるととても暑くなる。

地面が熱を帯びると当然それに接する空気も暖まる。

しかし、地面の熱は空気全体を暖めるには弱く地面の付近の空気だけが暖まるので、空気中に温度が違う2つの空気層ができる。

そして、その境目のところに光が通ると、光が曲がるため、そこで景色が反転して地面に反射すると水たまりのように見えるのだ。

つまり逃げ水は、気温が違う2つの空気層の境目に光が当たることにより、景色が反転して地面に反射したものなのだ。

◎逃げ水は再現できる?

逃げ水は道具を揃えれば再現することもできる。

逃げ水を起こすのに必要なものは以下のとおりだ。

・黒い金属、もしくは石でできた板

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・電熱線

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・モニター

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・照明

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作り方はまず黒い板の下に電熱線をセットする。

長さは2メートル以上は必要。

黒い板がさわれないくらい熱くなるまで熱する。

次に黒い板の端にモニターをセットして、モニターに空を映し出す。

モニターがない場合は青いパネルでもよい。

最後に、照明で黒い板を照らす。

そして、モニターがない側から道路を見ると水たまりのようなものが見えるのだ。

☆まとめ

夏の暑い日に道路の遠くのほうで水たまりが見える現象、逃げ水( ・ω・)ノ

逃げ水とは風がない夏の暑い日に道路の遠くのほうに水たまりが見える現象で、水たまりは実際にあるわけではなく水たまりのように見える「蜃気楼」だ( ^ω^ )

逃げ水は、気温が違う2つの空気層の境目に光が当たることにより、景色が反転して地面に反射することにより起きる(^o^)/

そして、逃げ水は道具を揃えれば再現することもできる現象なのだ(^3^)/

マラソンで給水落としちゃった…

あれ、遠くのほうに水が見える…

それは飲めないよ 笑

みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v