焼き鳥などで食べられている内臓、砂肝。
今回はそんな砂肝について書いていきたいと思う。
◎砂肝とは?
砂肝とは焼き鳥などで食べられている鳥の内臓だ。
砂肝は世界各地で食用として用いられている。
ニワトリの砂肝は串焼きで日本やハイチなどで食べられていて、ポルトガルやハンガリーでは煮込み、ナイジェリアではシチュー、インドネシアではフライ、フランスではサラダなどで食べられている。
アフリカでは砂肝は貴重なものとされ、もっとも地位が上の者に与える習慣がある。
アメリカでは七面鳥の砂肝をピクルスにする習慣がある地域があり、中国ではアヒルの砂肝を煮込んだ料理もあるのだ。
◎砂肝はどの部分?
砂肝は砂嚢(さのう)と呼ばれる胃の一部である。
鳥はすべての種類が持ち合わせているほど重要な消化器官だ。
鳥は歯がないので食べたものを直接そのまま飲み込むが、そのまま消化することができない。
そのため、石を飲み込んで砂嚢に蓄えておき、食べ物をその石や砂を使って砕いてすりつぶすのだ。
ちなみに、砂肝が硬いのは食べ物を石や砂を使って砕いてすりつぶす器官であるため脂肪がほとんどなく、筋肉でできているからだ。
◎砂肝がある動物
砂肝を持つ動物は何種類かいる。
今回はそんななかからいくつか紹介していきたい。
・鳥
生物学的に鳥類に分類されるすべての鳥には砂肝がある。
・ボラ
魚ではボラや淡水魚の一部に砂肝があり、砂嚢が強く貝の殻も砕くことができる。
・ワニ
ワニは歯があるが砂嚢がある珍しい生き物である。
ワニは水中で生活するために重量調整で石を飲み込むため、それに合わせて食べ物も丸のみして砂嚢ですりつぶしているのだ。
・ミミズ
ミミズなどの無脊椎動物も歯がないため、土などを食べて砂嚢で砕いている。
他にも絶滅した恐竜の化石からも砂嚢や飲み込んだ石が発見されていて、砂肝は実は多くの生き物が持つ消化器官なのだ。
☆まとめ
焼き鳥などで食べられている内臓、砂肝(^o^)/
砂肝は世界各地で食用として用いられている( ^ω^ )
砂肝は砂嚢という胃の一部であり、歯がない動物が石を飲み込んでその石や砂を使って砕いてすりつぶす器官だ(^o^)/
そして、砂肝がない生き物には鳥、ボラ、ワニ、ミミズなどがいるのだ(^3^)/
歯が全部なくなったら砂肝できるかな…?
できませーん 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v