仮免許を取得するといよいよ、実際に路上に出ての教習がはじまる。
・学科教習
学科は16時間を受講する、基本的に第一段階と同じで時間割りの限り受講が可能で全種類受講しなければいけない。
また特殊なものが2つあるので紹介したい。
◎危険予測
危険予測ではシュミレーターや実際に運転したあと、教室で指導員と一緒に交通場面での危険の発見や対処について話し合う。
◎応急救護
医師や看護師、救命士などを除いたすべての人が受けなければいけない。
時間は3時限あるが、日にちを分けて受講することができないので注意。
また、長尺の授業であるため多くの教習所では予約が必要。
内容としては心肺蘇生法(負傷者発見から救急隊に引き継ぐまでの一連の流れ)、負傷者の移動、AEDの使い方、心臓マッサージ、人工呼吸などを学ぶ。
・技能教習
技能教習は19時間を受講する。
1時限目からいきなり路上に出て走るので心の準備は必要。
自分で走るコースを決める自主経路教習などバリエーションが豊富だ。
また、技能としては方向転換や縦列駐車などバックの技術を用いるものが出てくる。
◎高速教習
高速教習は高速道路を走行する教習だ。
こちらは予約制をとっている教習所も多いので早めに申し込んだほうがいい。
高速教習は特別項目という括りに含まれていて地域特性別にさまざまな教習がある。
△高速道路
△雪道
△山道
これらの中からその地域に合ったものが特別項目として行われる。
・効果測定、みきわめ
教習所では学科の免許試験は行わないので、学科の修了試験として効果測定を受ける。
これに合格しないとみきわめや卒業検定に進むことができない。
100点満点中90点以上で合格することができる。
みきわめでは路上走行と縦列駐車か方向転換を行う。
・卒業検定
卒業検定では集合したあとに路上のコースが発表される。その後に実際に路上走行の試験を受けて、そのあと教習所内で方向転換もしくは縦列駐車を行う。
両方を含め減点方式で100点満点中70点で合格する。
減点ポイントや試験中止は仮免許と同様である。
https://sugi-blog.hatenablog.com/entry/2020/02/22/225701
合格すると卒業証明書が発行されて、これを免許センターに持参すると技能試験が免除になる。
☆まとめ
仮免許を取得してからはどんどん路上に出て教習をしていくことになる。
また危険予測や応急救護、特別項目教習など予約したり時間のしばりがあるものも多いので、スケジューリングも大切(^-^)/
流れとしては学科全部→技能みきわめ以外全部→効果測定合格→みきわめ→卒業検定という感じ( *・ω・)ノ
仮免許の期間が半年間しかないのでその範囲で無理なくムラなく教習を受けていくことが大事(^ω^)
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v