教習所に入所すると、まず学科教習の運転者の心得を受講する。そこから仮運転免許、つまり実際の道路に出て教習として運転するための免許の取得を目指すことになる。
・第一段階、学科
第一段階での学科では、運転者の心得を含む10時間の学科を受講する。
学科には受けられる講習数に上限はなく全種類受けなければならないので、時間割りを見て受けられるときになるべく受講していったほうがいい。
・第一段階、技能
技能教習ではMT車15時間、AT車12時間を受講する。
最初に運転シュミレーターというアーケードゲームのような機械でどういうものかを体験したあと、実際に車を運転する。
内容としては、周回、クランク、S字、坂道、踏み切り、交差点、方向転換などを行う。
・効果測定、みきわめ
効果測定とは仮免許取得のための学科試験の模擬試験である。
みきわめは技能教習の最後に行い技能試験を受けるレベルに達しているかを教官が確認するものである。
教習所によるがこの2つに合格できないと仮免許取得に至ることは難しい。
・仮運転免許学科試験
学科試験は30分間に○✕式の問題を50問中45問以上正解で合格する。
仮免許学科試験に不合格だった場合、再試験には追加でお金がかかるので注意。
・仮運転免許技能試験
技能試験では持ち点100点から減点方式で試験終了時に70点以上あれば合格。
減点項目は以下の通り
◎安全装置の確認(ミラー、シートベルトなど)
◎発信時
◎速度(速度の出し過ぎ、出さなすぎ)
◎安全確認
◎合図(ウインカー)
◎ハンドル操作、ブレーキ
◎車体感覚(脱輪、接触、停止位置)
◎進路変更(左折時、右折時の寄せ)
◎踏み切り(確認、変速)
◎指示違反(標識、優先、措置)
技能試験も再試験の場合お金がかかるので注意。
・技能試験一発終了
学科試験は一度受ければ30分という時間が与えられその中で50問を解き終わればよいが、技能試験では試験中でも一発中止になることがある。
◎逆行
坂道発進のときに著しく下がってしまい、後続の車にぶつかりそうになった場合
◎暴走
当たり前だが暴走やあおり運転などは一発終了
◎脱輪
コースに戻るのが不可能なほど路肩に乗り上げたり側溝にはまってしまった場合
◎接触
当たり前だがぶつけてはいけない
◎右側通行
逆走や対向車線のはみ出しなどは大幅な減点もしくは一発終了の対象になるから注意
☆まとめ
第一段階、「仮」の免許と言っても公道で走るために必要な立派な免許、試験も公安委員会から教習所に委託された公的なものであるためハードルは低くはない( *・ω・)ノ
そして公的な試験であるため再試験の場合お金がかかる\(_ _)
ちなみに仮免許の有効期限は半年間なので注意しよう(^ω^)
晴れて仮運転免許を取得すると今度は修了検定を目指すことになる( ´∀`)/~~
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v