卵をかかえたまま干物になり売られている、ししゃも。
今回はそんなししゃもについて書いていきたいと思う。
◎ししゃもはどんな魚?
ししゃもは鮭などと同じで川で生まれて海に行き成長して産卵するときに再び川に戻る。
ししゃもは世界でも北海道のみに分布する。
というのも一般的に「ししゃも」として売られているのは「カラフトししゃも」という別の魚なのだ。
本物のししゃもは北海道でしか採れないためかなり高価なものになっているため、本物はほとんどの人が食べたことがないと思われる。
◎ししゃもの漢字の由来
ししゃもは、漢字で書くと「柳葉魚」と書く。
そもそもししゃもという名前は、アイヌ語の「シュシュハム」からきている。
そして、「シュシュ」が「柳」、「ハム」が「葉」であるため、柳の葉の魚ということで「柳葉魚」と書くようになった。
そしてししゃもそのものの語源は、散っていく柳と飢えに苦しんでいる人々を哀れんだカムイが、柳の葉を魚にしたというアイヌの伝説にちなんで付けられたといわれている。
◎ししゃもとカラフトししゃも
本物のししゃもは北海道でしか採れないため貴重で高価である。
そのため、市販されていることはなかなかない。
しかしスーパーなどに行くと、ししゃもは普通に売られているのをよく見る。
これが、「カラフトししゃも」だ。
ししゃももカラフトししゃもも同じ「キュウリウオ」の仲間であるが、ししゃもとカラフトししゃもは別の魚なのである。
カラフトししゃもはアイスランドやノルウェー、ロシアなどで漁獲されるものだ。
そして、ししゃもとカラフトししゃもの最大の違いは、ししゃもは川で生まれて海で成長して産卵するときに再び川に戻るが、カラフトししゃもは生まれてから死ぬまで海で生息する魚だ。
本物のししゃもは産卵するために川に行くために子持ちで捕えることができるが、カラフトししゃもはずっと海にいるため、産卵期を狙って漁獲して冷凍したものが輸入されて市場に出回っているのだ。
☆まとめ
卵をかかえたまま干物になり売られている、ししゃも( ・ω・)ノ
ししゃもは川で生まれて海で成長して産卵するときに再び川に戻る世界中で北海道にしかいない魚だ(^ω^)
ししゃもが漢字で「柳葉魚」と書く理由は、アイヌ語でししゃもが「シュシュハム」であり、シュシュが「柳」、ハムが「葉」であることから柳の葉の魚でそうなった(^o^)/
また、ししゃもは世界中で北海道でしか採れない魚であるにもかかわらず、スーパーでもししゃもは見かけるが、これは「カラフトししゃも」という海で生まれて海で死ぬ、同じキュウリウオの仲間の別の魚なのだ(^3^)/
てことは卵をもったままのニワトリはシャモじゃなくてししゃも?
ダメー 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v