不測の過ちや失敗から偶然的によい結果をもたらすという意味のことわざ、怪我の功名。
今回はそんな怪我の功名について書いていきたいと思う。
◎怪我の功名とは?
怪我の功名の怪我とは、失敗や過ち、過失のことを意味する。
そして功名とは、優れた手柄を立てて名を上げることだ。
そして、この言葉が使われる場面はかなり限られているのも大きな特徴である。
まず、失敗の部分が不測の事態によって起きてしまったことが前提だ。
つまり、狙って失敗した場合には怪我の功名とはいえない。
また、功名の部分も重要で、怪我を利用してうまくいかせた、ではなく、失敗した結果うまくいったというニュアンスのほうが怪我の功名としては正しい。
ちなみに、怪我の功名は英語でラッキーブレークという。
◎不幸中の幸いはまったく違う意味
不幸中の幸いと怪我の功名は似ている言葉だがまったく意味が違う。
不幸中の幸いとは、不幸なできごとがあったが最悪の事態だけはまぬがれることができたということだ。
事故にあったが命は無事だったや、会社は倒産したが住むところだけは確保できたなど最低限のものだけは残ったときに使うのが不幸中の幸いである。
◎怪我の功名の例文
・怪我の功名で、思いもよらない人に会うことができた。
・仕事を失ったが、怪我の功名でより良い条件の会社に入ることができた。
・材料を間違えたのに予定よりもいい作品ができた、怪我の功名だ。
・寝坊した結果、事故に巻き込まれなかったなんて怪我の功名だ。
・実験が失敗した結果新しい発明が生まれたなんて、怪我の功名だね。
・風邪で行けなかったパーティーで食中毒が起きるなんて、怪我の功名だ。
失敗も悪いことだけじゃないね(^3^)/
☆まとめ
不測の過ちや失敗から偶然的によい結果をもたらすという意味のことわざ、怪我の功名(^ω^)
怪我の功名は不測の事態で起きてしまった失敗や過ち、過失により、その結果うまくいってしまったという意味のことわざだ( ・ω・)ノ
また、不幸中の幸いは怪我の功名に似ているが意味がまったく違うので混同しないようにしなければいけない( ・`ω・´)
また怪我の功名は悪いことからよい結果が生まれたときと、不測の事態によって起こるはずだった悪い結果を避けたときのどちらのパターンでも使うことができる(^o^)/
そうか、そしたら過失をいっぱい起こせばいい結果が生まれるのか、なるほどぉ~…
狙ったら怪我の功名ではなくなるしそもそも過失は良くないことだってことを忘れちゃダメだよね 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v