みんなが一度はやったことがあるカードゲーム、ウノ。
今回はそんなウノのルールについて書いていきたいと思う。
◎ウノの基本ルール
初期のカードは7枚ずつ配る。
山札から1枚場に出す。(スタートカード)
ワイルドカードかドロー4が出た場合は山札のみ切りなおして数字か記号カードが出たらスタート。
自分の手番になったら、カードを出すかもしくはカードを引くかを行う。
カードの出し方は、前の人が出したカードの色、もしくは数字、記号のどちらかが一致するものを出す。
出せるカードがなければ山札から1枚引くが、引いたカードが色か数字、記号のどちらかが一致すれば出すことができる。
山札がなくなった場合は、場に出されたカードを一番上の次に出す札を示すカードと各プレイヤーの手札以外をすべてシャッフルして山札にする。
手札が1枚になったら「ウノ」を宣言しなければならない。
宣言忘れが指摘されたら2枚引くペナルティ。
指摘されなければペナルティは発生しない。
ウノの宣言忘れは次の手番のプレイヤーがカードを出すか引くかした瞬間に発生する。
一番はじめに手札をすべてなくした人が勝ち。
◎公式ルールとローカルルールの違い
ウノはトランプと同じくらいプレイされているため、さまざまなローカルルールが生まれている。
そして、おそらくローカルルールのほうが公式ルールよりも根づいている。
今回は、公式ルールとローカルルールでとくに違うものをいくつか紹介したい。
・ドローカードの処理
ドロー2やドロー4は持っていれば続けて出して出せなかった人が蓄積したぶんだけ山札から引く、は実はローカルルールだ。
公式ルールでは、ドロー2もしくはドロー4が出された場合、次のプレイヤーはドロー2もしくはドロー4カードを持っていたとしても即座に2枚、 もしくは4枚山札から引かなければならない、とあるため、重ねて出す場合は自分が2枚引いて、自分がドロー2を出して、次のプレイヤーが2枚引いて、みたいな感じになる。
蓄積したほうがゲームとしては面白いが、公式ルールはそうなっているのだ。
・ドロー4チャレンジの有無
ドロー4は、公式ルールでは実は他に出せるカードが1枚もない場合しか出してはいけない、と決まっているため、ドロー4を受けたプレイヤーはチャレンジをすることができる。
チャレンジが成功、つまりドロー4以外に出せるカードがあった場合は、山札から4枚引くペナルティを受けて、さらにドロー4も手札に戻す。
チャレンジが失敗、つまりドロー4以外に出せるカードが1枚もなかった場合は、チャレンジ失敗のペナルティ2枚、ドロー4の4枚を山札から引き、さらにプラス自分の手番が飛ぶ。
このルールがあまり一般に認知されていないのは、ドロー4にドロー4を重ねて出すのがローカルルールで広まったためである。
・2枚以上出す
ウノは、公式ルールでは1ターンにつき1枚しか出すことができないが、ローカルルールでは、同じ数字、もしくは記号のものを出すことができる。
複数枚で上がるときはウノを宣言しておく必要があり、宣言しないのであれば1枚ずつ出すしかない。
記号の場合は、スキップ2枚だと4人あとのプレイヤーまで手番が飛ぶ。
リバース2枚の場合は回りは変わらずそのままの回りでゲームは継続する。
ドロー2が2枚の場合は4枚蓄積されるが、次のプレイヤーは1枚でも出せばペナルティは回避できる。
・ワイルド上がりの禁止
ワイルドカードで上がるのを禁止するローカルルール。
ちなみに公式ルールではワイルドカードで上がることができる。
なぜこのようなローカルルールが生まれたのかというと、公式ルールでは1人が手札がなくなった瞬間ゲーム終了なのに対して、ローカルルールでは最後の1人になるまでプレイすることが多いからだ。
ワイルドカードしかない場合、自主的に2枚引くパターンと、出してから指摘されて2枚引くパターンがある。
☆まとめ
みんなが一度はやったことがあるカードゲーム、ウノ( ・ω・)ノ
ウノには、買ったときに入っている説明書や、大会などで決められた国際ルールなどを採用する公式ルールと、遊びでプレイする間に新しく生まれたローカルルールがある(^o^)/
そして、最大の特徴は他の大半のゲームは公式ルールで遊ばれることが多いなか、ウノはローカルルールのほうがメジャーになっている珍しいゲームだ(^3^)/
そして、そのローカルルールは戦略性は下がるがゲーム性は上がる内容になっていて、それほど多くの人が遊んだことがある証なのかもしれない(^ω^)
ドロー2の8枚出しとか夢があるよね…
イカサマ疑われそう 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v