偽りの心を持つ者は手を切り落とされる、または抜けなくなるといわれている彫刻、真実の口。
今回はそんな真実の口について書いていきたいと思う。
◎真実の口とは?
真実の口は、イタリアのローマにあるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会に飾られている。
中性の時代に裁判のときに被告人がこの口の中に手を入れ、嘘をついていることが判明した場合、後ろに隠れていた斧を持った男にその手を切り落とされたという逸話から、真実の口に偽りの心を持つ者は手を切り落とされる、または抜けなくなるという伝説が生まれたのだ。
◎真実の口はマンホール?
真実の口は教会に飾るつもりで作られたものではなく、マンホールのフタだったのだ。
マンホールについてはこちら↓
https://sugi-blog.hatenablog.com/entry/2020/07/19/200940
古代ローマの時代、水をよく飲み込んでくれる重要な役割をするものとしてマンホールのフタは重宝されていた。
そのことから当時のマンホールのフタには水に関する神様の顔が彫られていたのである。
真実の口も、口以外にも両目と鼻に穴があいていて、そこから水を流していたのである。
◎地獄の口
真実の口とは別にイタリアには怪物庭園という奇妙な場所に地獄の口というものがある。
地獄の口は高さ6メートルほどもある人工の洞窟で、中に歩いて入ることができるのである。
中は人工の洞窟らしくベンチが回りにあり、真ん中には舌の形をしたテーブルがあるのだ。
ちなみに口に扉はないので、偽りの心を持つ者でも出てこられなくなる心配はない。
☆まとめ
偽りの心を持つ者は手を切り落とされる、または抜けなくなるといわれている彫刻、真実の口(^ω^)
真実の口はイタリアの教会にある彫刻で、昔の裁判のときの逸話から嘘をつくと手を切り落とされる、手が抜けなくなるという伝説が生まれた( ^ω^ )
真実の口は教会に飾るために作られたものではなく、もともとはマンホールのフタだったのである(^o^)/
そして、イタリアには地獄の口というものもあり、こちらは人が入ることができる人工の洞窟であるが、中には見た目とは違いベンチで休めたりもするのだ(^3^)/
口の中にこぶしを入れるチャレンジしたら抜けなくなった…
本物の口 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v