音の伝わりかたの実験にも使われる、糸電話。
今回はそんな糸電話について書いていきたいと思う。
◎糸電話とは?
糸電話とは音声通信をしない電話として昔は実際に使われていたものだ。
昔は遠くの人と話せるようにブリキをワイヤーでつないだ糸電話が使われていて、数百メートルくらい、つまり今の電話でいう内線のような使われかたをしていた。
現在は実用されていることはないが、音響の実験用のものとして一般的に紙コップで作ることが多い。
音が伝わる仕組みとしては、紙コップに話された声が紙コップの中の空気を振動させることで、その振動が糸を伝わり相手側の紙コップに伝わり、紙コップ内の空気となるのだ。
◎糸電話の作り方
糸電話は少ない材料で簡単に作ることができる。
糸電話のおもな材料は以下のとおりだ。
・紙コップ
・糸
・セロハンテープ
作り方はまず紙コップの底に糸を入れる穴を開ける。
次にその穴に糸を通してから内側から糸をセロハンテープで貼って固定したら完成だ。
糸の長さはピンと張った状態でないと音が伝わらないため、実際に使う場所に応じて長さを決めるとよい。
◎糸電話のアレンジ
糸電話はアレンジすることでいろいろな変化が楽しめる。
変化させる部分は「糸」で、これを変えることで音の伝わりかたが変わるのだ。
今回はそんなアレンジをいくつか紹介していきたい。
・針金
糸を針金に変えると、音が響いて聞こえる。
・風船
ジェット風船やバルーンアートの風船をふくらませて糸の代わりにつけると、振動の様子が見られる。
また、糸は直線でないと伝わらないが、ふくらませた風船は曲げて音を伝えることもできる。
・ばね
糸をばねに変えると、エコーがかかったように聞こえる。
他にもアレンジはあるが、基本的に風船以外のゴム製のものは音が伝わりにくいもしくはまったく伝わらないので避けたほうがよい。
☆まとめ
音の伝わりかたの実験にも使われる、糸電話(^ω^)
糸電話は昔は本当に使われていて、現在の内線のような役割があったが、現在は実用されることはなく、音響の実験用で紙コップで作ることが多い( ・ω・)ノ
糸電話は紙コップ、糸、セロハンテープがあれば簡単に作ることができる(^o^)/
そして、糸の部分を他のものに変えると音の伝わりかたが変わったり、音の伝わりかたが見えたりするのだ(^3^)/
日本とアメリカで長い糸電話つないでみようかな…
国際糸電話、切れたら終わり 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v