公共の交通機関のひとつ、タクシー。
今回はそんなタクシーについて書いていきたいと思う。
◎タクシーの仕組み
タクシーは電車やバスなどと違い、どこでも乗れてどこでも降りられるのが最大の特徴である。
乗るためには3パターンあり、1つは駅前などにあるタクシー乗り場で乗るパターンだ。
もう1つは電話などで呼び出して迎えにきてもらうパターンだ。
しかし、この場合迎車料金がかかる可能性があり、多くの会社がスリップ制という配車から迎えに行くまでに走った距離に上限を設けたものを採用している。
もうひとつは流し営業と呼ばれるもので、空車の表示のタクシーを手を上げて乗るパターンである。
◎タクシーの表示
タクシーの表示には表示できる文字の決まりがある。
1つずつ紹介したいと思う。
・空車
客が乗っていない流しで走っている状態。
・実車
客を乗せて走っている状態。
・割増
深夜や早朝などに割増料金で運転している状態。
割増というが実際はメーターが上がるまでの距離が短くなるという意味である。
・迎車
電話などで呼び出されて迎えに行く状態。
・予約
迎車料金を取らない会社の迎えに行く状態。
・貸切
時間単位でタクシーが契約されている状態。
・観光
観光ルート運賃という観光のために認可された設定で走っている状態。
・定額
定額運賃で運転している状態、一部で採用されている。
・回送
タクシー運転手の休憩や食事、もしくは就業時間終了で営業所に戻るときに使う。
・救援
救援事業を行う場合に使う。
・代行
運転代行サービスで使う。
・自家用車
個人タクシーが自家用車として使う場合使う。
◎タクシーのメーターの仕組み
タクシーの料金は基本的に初乗りという基本料金がかかり、それにさらにメーターによる料金の上乗せが加算される仕組みである。
では、メーターが上がるタイミングは一体どこなのか?
1つは距離で、基本的に初乗りの料金で行ける距離は決まっていてそれを越えると何メートルごとにいくら上がるかが会社により決められている。
しかし、たまに止まっているときにメーターが上がるのを見たことある人もいるのではないか?
そう、もうひとつは時間であり、日本のタクシーは時間距離併用制という制度を採用している。
時間の概念は普通に走ってるぶんには発生しない。
時間の概念が発生するのは時速10キロ以下の場合発生して、おおむね1分半くらいで上乗せされる。
具体的には、渋滞や信号待ちや途中で買い物などで待ってもらった場合などが該当するのだ。
・タクシーのあんどん
タクシーのあんどんは会社の表示などがされていることが多いが、宣伝のためにつけているわけではない。
実はあのあんどん、もともとは防犯対策のためにつけられていたのだ。
トラブルや強盗があった場合、ボタンを押すとあんどんが点滅する仕組みになっている。
最近は防犯カメラやドライブレコーダーなども普及してきたためその使われかたをする場合はほとんどないが、実はあんどんはタクシーに法律でつけなければいけないと定められている。
なぜかというと一般人が無許可でタクシー事業ができないようにするためだからだ。
ちなみにタクシー以外の車があんどんをつけることも法律で禁止されている。
☆まとめ
公共の交通機関のひとつ、タクシー( ^ω^ )
タクシーの乗り方は、タクシー乗り場、電話などでの呼び出し、走ってるタクシーを手を上げて止めるの3種類がある( ・ω・)ノ
タクシーの表示できる文字には決まりがあり、それぞれ使う場面も違う( ・ω・)ノ
そして、タクシーのメーターは距離で上がる場合と時間で上がる場合の2パターンある(^o^)/
また、タクシーにあんどんがついているのはもともとは防犯のためであったが、法律でタクシーと一般車を分けるためにつけることが義務づけられている(^3^)/
タクシー最近乗ってないしタクシーでどこか行ってみようかなぁ…
実車ランプつきっぱなしで運賃ヤバそうだけど 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v