寒さによる被害が考えられるときに発令される注意報、低温注意報。
今回はそんな低温注意報について書いていきたいと思う。
◎低温注意報とは?
低温注意報が発令されるのは、低温が原因により災害などが起こるおそれがあるときだ。
低温注意報の発令の基準は地域差があり観測する気象台によるが、北海道と沖縄以外では基本的には「最低気温がマイナス7℃以下」になったときである。
北海道はそもそも気温が低いため、最低気温が平均よりも8℃以上低い場合に発令されて、逆に沖縄では最低気温が5℃以下でも発令されるのだ。
ちなみに、日本における最低気温の記録はマイナス41℃であるが、上位の記録はほとんど昭和以前のものであり、近年ではそれほどの低温はほとんど発生していない。
◎低温注意報により起きるトラブル
低温注意報でもっとも心配なのは、水道管の凍結だ。
水道管は蛇口などの一部をのぞき多くは外にむき出しになっている。
使用しているぶんには問題ないが、使用していない水道が冷気で冷やされると中の水が凍結して断水したり、管が破損することがある。
そうならないためにも低温注意報が発令されたら水道管を保温するなどの対策をしたほうがよいのだ。
万が一凍結してしまい水が出なくなったからといって熱湯をかけたりすると、水道管が破裂してしまうのでやめたほうがよい。
水道管がメーターの下流で破裂した場合修理代が自己負担になるため、凍結した場合はゆっくりとぬるま湯などで溶かして使えるようになるのを待つほうがよいのだ。
◎夏の低温注意報
低温注意報は名前を聞くと冬のイメージがあるが、実は夏にも発令されることがある。
夏の低温は災害に結びつくことがあるのかと思うかもしれないが、もっとも影響があるのは農作物への被害だ。
夏の低温注意報はしばらく発令されていないが、もし発令されると農作物に被害が出て、食べ物の高騰や食糧不足におちいることがある。
現在はハウス栽培の発達により食糧不足になる可能性は低くなったが、ハウス栽培しない米などは影響があるため夏の低温注意報は生活に多くの被害が出るのである。
☆まとめ
寒さによる被害が考えられるときに発令される注意報、低温注意報( ・ω・)ノ
低温注意報は基本的には最低気温がマイナス7℃以下になったときに発令される( ・ω・)
低温注意報が発令されたときに考えられる被害としては、水道の凍結による断水および水道管の破損だ(*´・ω・)
そして、夏にも低温注意報が発令される場合があり、そこで考えられるのは農作物への被害で、それにより米不足などの生活への影響があるのだ(・ε・` )
となりの部屋から低いうめき声が聞こえる…怖いな~…
低音注意報 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v