選挙のときに一緒に行われる、最高裁判所裁判官国民審査。
今回はそんな最高裁判所裁判官国民審査について書いていきたいと思う。
◎最高裁判所裁判官国民審査とは?
最高裁判所裁判官国民審査とは、名前のとおり最高裁判所の裁判官を国民が審査するものだ。
日本国憲法79条にその旨が記載されていて、国民が最高裁判所の裁判官がその職責にふさわしいかどうかを審査するもので、要件を満たすと該当の裁判官を解職できる制度である。
最高裁判所の裁判官は任命されたあとの最初の衆議院選挙の投票日に国民審査を受けて、その後10年おきに最初の衆議院選挙の投票日に再審査を受けるのだ。
◎最高裁判所裁判官国民審査の方法
最高裁判所裁判官国民審査は衆議院選挙と同時に行われる。
投票所に行くと、審査を受ける対象の裁判官の氏名が入った投票用紙が配布されて、氏名の上の空欄に「✕」を入れると解職の意思表示としての有効票となるのだ。
ちなみに、✕以外を表記すると無効票となるので注意が必要である。
◎過去に解職された裁判官はいるの?
最高裁判所裁判官国民審査は昭和24年から行われているが、現在に至るまで解職された裁判官は1人もいない。
というのも解職の要件が「有効票の過半数に✕が記載された場合」であるため、判断材料が少ない最高裁判所裁判官においてはなかなか票が入らないためである。
ちなみに、最高裁判所裁判官国民審査で過去最高に✕がついた裁判官でも15パーセントであるため、よほどの不祥事でも起こさない限り解職されることは考えにくいのだ。
☆まとめ
選挙のときに一緒に行われる、最高裁判所裁判官国民審査(^ω^)
最高裁判所裁判官国民審査とは、日本国憲法で定められたもので、衆議院選挙のときに一緒に行う最高裁判所の裁判官を国民が審査する制度だ( ´∀`)/
最高裁判所裁判官国民審査は、衆議院選挙のときに一緒に配布される投票用紙の裁判官の氏名の上の空欄に✕を書くことで行われている(^o^)/
そして、最高裁判所裁判官国民審査は昭和24年から行われているものの、過去に解職された裁判官は今のところ1人も出ていないのだ(^3^)/
絶対にないかもだけどもし全員解職された場合どうなるのかな…
タウンワークに最高裁判所が載るかもしれないよ 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v