犬や猫の首のまわりに着けるエリザベスカラー。
今回はそんなエリザベスカラーについて書いていきたいと思う。
◎なぜエリザベスカラーという名前なの?
エリザベスカラーのエリザベスとは、16世紀のイギリスの「エリザベス朝」のことで、この時代に貴族や富裕な市民の間で流行した取り外すことができる「襞襟(ひだえり)」という襟に似てることからその名がついた。
◎エリザベスカラーはなんのために着けるの?
エリザベスカラーは健康な犬や猫に着けることはまずない。
ケガや手術をした犬や猫につけるのだ。
人間も傷などが治ってくるとかゆくなってくるが、犬や猫も同じである。
そのときに、傷口をなめたり足で掻いたりしてしまう。
それによって傷口が炎症を起こしたり、手術の傷口が開いてしまったりする危険性があるのだ。
悪化してしまうと再び治療を繰り返すことになるため、エリザベスカラーは重要な役割がある。
◎エリザベスカラーを嫌がる理由
犬や猫はまわりの情報に敏感だ。
しかし、エリザベスカラーは視覚、嗅覚、聴覚の妨げになる。
そのため、情報がうまくとれないから不安になるため嫌がる。
また、エリザベスカラーは自分の顔よりも大きいため、幅と高さの感覚が違うのでぶつかってしまうのもストレスを感じる。
エリザベスカラーによって傷口をいじれないこと以外にも嫌がる理由がいろいろあるのだ。
◎エリザベスカラーは作れる?
実はこのエリザベスカラー、買うと1000円くらいする。
しかし、いらないクリアファイルがあったら自作することもできるのだ。
首まわりに当て布を貼り、クリアファイルを首まわりより8から10センチほど大きめにカットして丸める。
最後に止めるためのマジックテープなどをつければ完成。
透明なものを使うと市販のエリザベスカラーは色付き多いため、視野が確保できるのでストレスも軽減できる。
☆まとめ
犬や猫の首のまわりにつけるエリザベスカラー(^ω^)
エリザベスカラーという名前はイギリスのエリザベス朝の時代に流行った襞襟(ひだえり)に似ていることからつけられた(^o^)/
エリザベスカラーはケガや手術をした犬や猫につけられる(・ε・` )
傷口をなめたり足で掻いたりしないようにして、悪化するのを防ぐために大事な道具である( ・ω・)ノ
また、傷口をなめたり掻いたりできない以外にも、まわりの情報が取りにくくなったり、幅と高さの感覚が違うのでぶつかってしまうのもストレスになる(´・ω・`)
また、エリザベスカラーは自作することもできる(^ω^)
傷が治らないときはエリザベスカラーつけてみようかな…人間はなめないか 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v