立派なものも価値がわからない人に与えても役に立たないという意味のことわざ、猫に小判。
今回はそんな猫に小判について書いていきたいと思う。
◎猫に小判の意味
猫に小判とは、どんなに立派なものも、価値がわからない人に与えても役に立たないという意味だ。
たとえば、まったく知識がない分野の高価なものをもらっても、その価値がまったくわからないことからうまく使いこなせない状況などで使う。
ちなみに与えてもどうせ使い方がわからないから大丈夫というニュアンスで使うのは間違いで、与えても価値が伝わらないからもったいない、残念というニュアンスで使うのが正解なのだ。
◎なぜ「猫」と「小判」?
動物として「猫」が選ばれたのは、猫は犬と比較して人間の思い通りに動いてくれない動物だからだ。
次に小判であるが、小判とは江戸時代に流通した金貨で、1枚で現在でいう8万円から10万円ほどのとても高価なものだ。
つまり、猫に小判とは、自由な猫に高価な小判を与えてもまったく意味がないということから生まれたのだ。
◎猫に小判の例文
・プレミア付きのアクセサリーをプレゼントしたが、猫に小判だったようですぐにリサイクルショップに売られてしまった。
・高額なセミナーに参加させてもらった以上、猫に小判で終わらせるわけにはいけない。
・門外不出の資料を読む機会を得たが、猫に小判だったため内容が理解できなかった。
・子供にブランド品を与えるのは猫に小判だ。
・引っ越しするときに古い掛け軸が出てきたが、猫に小判だったため捨ててしまった。
・犬に高い服を着せるなんて、猫に小判だな。
価値がわからないって怖いな~ 笑
☆まとめ
立派なものも価値がわからない人に与えても役に立たないという意味のことわざ、猫に小判(^ω^)
猫に小判とは、どんなに立派なものも価値がわからない人に与えても役に立たないという意味で、与えても価値が伝わらないからもったいない、残念というニュアンスで使う\(^^)
猫に小判が「猫」と「小判」なのは、自由な猫に高価な小判を与えてもまったく意味がないということが由来だ(^o^)/
そして、猫に小判はわからないことがもったいない、残念というニュアンスで使われるので、裏を返せば価値がわからないことで何かを失うこともあるということなのだ(^3^)/
ねこにこばんを使った!!
主人公は52円ひろった!!…ポケモン 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v