三段階の選択肢があった場合、多くの人は真ん中のものを選ぶという、松竹梅の法則。
今回はそんな松竹梅の法則について書いていきたいと思う。
◎松竹梅の法則とは?
松竹梅は見てのとおり3つの選択肢のことである。
松竹梅の法則が一番現れるのが価格帯だ。
一番高いものは贅沢だし失敗したら損失も大きい。
一番安いものは貧乏臭いしせっかく買うならと思う。
その葛藤の結果つい真ん中のものを選んでしまうことが松竹梅の法則である。
◎3択は選びやすい?
人間はそれしかない場合買うか買わないか、やるかやらないかの2択になる。
2択の場合はよりよいほうを選択するため、買う買わない、やるやらないの選択される可能性は減るが、かなり偏って選択されるため本来選んでほしい回答を得られないことが多い。
4択以上になると今度は選ぶのがめんどくさくなってしまい決断力が鈍るため、選択肢の数は5個くらいまでにとどめていたほうがいい。
そのため、極端な3択を作ると本来選んでほしいものを選んでもらうことができるのだ。
◎理想の3択の作り方
松竹梅の法則を使って3択を作るときには、ポイントが3つある。
1、選んでほしいものを真ん中に設定する。
選んでほしいものよりも明らかにランクが上のものを選択肢1、選んでほしいものを選択肢2、ランクが低いものを選択肢3にすると、選んでほしい選択肢が真ん中になるため選ばれる可能性が上がる。
2、配置
文字媒体を使う場合や会話で選んでもらう場合に、2番目に紹介すると松竹梅の法則のパワーが増す。
このように、選択肢を出す順番でも真ん中が好まれるのだ。
3、上位互換下位互換
選択肢を作る際、一番良い選択肢は真ん中のものの機能や内容を含むものであったほうがよく、真ん中の選択肢は一番悪い選択肢のものの機能や内容を含むことのほうがよい。
これは、選択肢に一貫性があったほうがいいためであり、それがないと「うどんとそばとラーメンどれがいい?」みたいな質問になり迷いが生じるからである。
◎松竹梅の法則を使っている店
松竹梅の法則の松竹梅のランク分けはもともとは飲食店で使われていたものである。
おもに使われている店は以下のとおりだ。
・寿司屋
・蕎麦屋
・鰻屋
☆まとめ
三段階の選択肢があった場合、多くの人は真ん中のものを選ぶという、松竹梅の法則( ・ω・)ノ
松竹梅の法則は3択であることが重要である( ・ω・)ノ
選択肢がなければするしないの選択になるし、2択の場合は良いほうを自然に選ぶ( ^ω^ )
また、選択肢が多いと選ぶのがめんどくさいし、決断力も鈍くなっていくため、選択肢を数は5個以内にしたほうがよい( *・ω・)ノ
そして、本来選んでほしいものを選んでもらう松竹梅の法則の使い方では、選んでほしいものを真ん中に設定する、選択肢の配置、選択肢の上下を上位互換下位互換にすることで精度が上がる(^3^)/
じゃあ、深呼吸と呼吸と息つぎどれがしたい?…
そんな状況あるわけない 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v