長生きのお祝い、長寿の祝い。
今回はそんな長寿の祝いについて書いていきたいと思う。
◎長寿の祝いとは?
今でこそ61歳の還暦は簡単に達成されるほど寿命は延びているが、昔は相当な長生きだとされた。
日本は現在世界でもトップクラスの長寿国であり、平均寿命は80歳を超えていて、このペースで伸びれば30年後には寿命が90歳を超えるともいわれている。
では日本が昔からそうだったのかといえばそうではなく、1950年頃までは平均寿命は60歳くらいであった。
そのため、還暦の文化も残っており、それ以上のお祝いも残っている。
◎長寿の祝いの種類
長寿の祝いは全部で12種類ある。
今回はそれをひとつずつ書いていきたいと思う。
・還暦
61歳の還暦。
生まれた年の干支に還ることから「還暦」と呼ぶ。
・古希
70歳の古希。
中国の詩人、杜甫の詩の「人生七十古来稀なり」から「古希」と呼ばれるようになった。
・喜寿
77歳の喜寿。
喜寿の喜という漢字の草書体が「㐂」であることから77歳が「喜寿」と呼ばれるようになった。
・傘寿
80歳の傘寿。
傘の略字が数字の八と十を重ねた形になることから「傘寿」と呼ばれるようになった。
・米寿
88歳の米寿。
米という字を分解して、上の点をひっくり返すと八十八になることから「米寿」と呼ばれるようになった。
・卒寿
90歳の卒寿。
卒の略字が「卆」であることから「卒寿」と呼ばれるようになった。
・白寿
99歳の白寿。
漢字の「百」から「一」、つまり横棒を取ると99になることから「白寿」と呼ばれるようになった。
・紀寿
100歳の紀寿。
100年、つまり1世紀生きたということから「紀寿」と呼ばれるようになった。
・茶寿
108歳の茶寿。
「茶」の草かんむりが「十」と「十」で20、下の部分を分解すると「八十八」になるため20と88を足して108になるため「茶寿」と呼ばれるようになった。
・皇寿
111歳の皇寿。
99を表す「白」と、王を分解して「十」と「二」になることから99と10と2をたして111になるため「皇寿」と呼ばれるようになった。
・大還暦
120歳の大還暦。
還暦2回分という大偉業だ。
世界でも認定された人は1人しかいない記録である。
・天寿
250歳の天寿。
人間の寿命は限界で125歳ほどといわれているためその倍であるため事実上不可能。
今後達成されることはあるのだろうか。
☆まとめ
長生きのお祝い、長寿の祝い( ・ω・)ノ
日本は今でこそ長寿の国であるが、昔は60歳が平均寿命の時代もあったため、長生きは祝われるものであり今もその文化が残っている(^o^)/
今はお祝いは一定の年ごとにあり、還暦、古希、喜寿、傘寿、米寿、卒寿、白寿、紀寿、茶寿、皇寿、大還暦、天寿がある(^3^)/
史上初の天寿達成してみたいなぁ…
まだ200年以上も生きないと 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v