刺激が少ないと液体、刺激が強いと固体になる不思議な物質、ダイラタンシー。
今回はそんなダイラタンシーについて書いていきたいと思う。
◎ダイラタンシーとは?
基本的にすべての物体は固体、液体、気体のいずれかに分けることができるが、なかにはそのどれにも属さないものがある。
その代表がダイラタンシーだ。
ダイラタンシーとは強い刺激を与えると固まり、刺激がなくなると液体になる粉や粒などのことである。
ダイラタンシーが自然に発生するのは砂浜だ。
砂浜は通常は乾いているため、そのまま車などが走ると車ははまってしまい操縦ができなくなる。
しかし、波で海水を含んだ砂浜は砂の粒が水分でまとまるため踏みつぶすと固まるのだ。
しかし、それは潰したあとに刺激を与えないとどろどろに液状化してしまうのだ。
これがダイラタンシーである。
◎ダイラタンシーは作れる?
ダイラタンシーを作る実験は意外と簡単に家でもできる。
ダイラタンシーを作る材料は以下のとおりだ。
・片栗粉
・水
片栗粉と水は片栗粉を2に対して水を1の割合で混ぜる。
それをよくかきまぜてムラがなくなったら完成。
それがダイラタンシーであることを確認する方法も簡単で、手で握りしめるだけなのだ。
ダイラタンシーは手で握ると固まり、手を広げると液状になる。
丸めても固まるが、そのまま放置すると液状になるのだ。
☆まとめ
刺激が少ないと液体、刺激が強いと固体になる不思議な物質、ダイラタンシー( ^ω^ )
ダイラタンシーは強い刺激を与えると固まり、刺激が少ないと液体になる粉や粒などのことで、自然に発生するものとしては砂浜があげられる(^o^)/
そして、ダイラタンシーは家庭で片栗粉と水を使って簡単に作ることができるのだ(^3^)/
ダイラタンシーで落ちない落とし穴作ってみようかな…
片栗粉の白さで落ちる前にバレそう 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v