わり算で0で割ることを表す、ゼロ除算。
今回はそんなゼロ除算について書いていきたいと思う。
◎そもそもわり算とは?
わり算とはたくさんあるものを何人かで分けたいというときに使う数式だ。
たとえば8個のお菓子を4人で分ける場合、8÷4という式が成立して1人2個ずつという答えが出るのだ。
ポイントになるのは4×2の答えが8になることである。
つまり、割られる数と答えをかけると割る数になるのだ。
◎1÷0
一般論としてゼロで割ることはあり得ないが、もしゼロで割ったらどうなるか考えてみよう。
問題文を作るとしたら4個のみかんを0人で分けたら何個ずつになりますか、というそもそも割る意味がない問題ができる。
この場合4÷0となるが、では4÷0の答えはいったい何になるのだろう。
わり算とはかけ算と逆の関係あるので、X×0=4で考えてみる。
ところが、ゼロをかけて4になる数字はこの世に存在しないのだ。
つまり、4÷0は計算できないというよりも答えが存在しない。
これを「不能」といい、電卓で計算するとエラーが出るのだ。
◎0÷0
では、0÷0はどうだろうか?
問題文を作るとしたら0本のバナナを0人に分けたらいくつになりますかという何がしたいかわからない内容になる。
式をたてると0÷0になるが、答えが0なんじゃないかといったら実は違う。
かけ算にすると、X×0=0になるが、Xに分数だろうが小数だろうがどんな数を入れてもゼロをかけたらゼロになる。
つまり答えが無限にあるのだ。
つまり、答えはすべての数であり、これを「不定」という。
電卓で計算しても答えが定められないためエラーが出るのだ。
☆まとめ
わり算で0で割ることを表す、ゼロ除算(^ω^)
そもそもわり算とはたくさんあるものを何人かで分けたいというときに使う数式だ( ^ω^ )
1÷0などゼロで割ることは、0×X=1でわかるように、そもそも0をかけて1になる数は存在しないため、答えは「不能」だ(^o^)/
そして、0÷0は0×X=0でわかるように、すべての数字が答えとして該当するため、答えは「不定」なのだ(^3^)/
10枚入りのガムを0人に配ったら1人何枚になるでしょうか?
不能!! 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v