秋になると落っこちてくる木の実、どんぐり。
今回はそんなどんぐりについて書いていきたいと思う。
◎そもそもどんぐりとは?
どんぐりは果実であるが、リンゴやみかんなどのように特定された木の実というわけではない。
ナラ、クヌギ、カシ、ブナ、シイなどの木になる果実の総称なのだ。
木の種類によって色や形、大きさなどは違うが、どの木の実もベースはみんながイメージするどんぐりの姿をしている。
◎どんぐりを食べる動物
野生の動物の多くがどんぐりを食用にしている。
どんぐりはデンプンを多く含んでいるため、動物たちは冬に備えて貴重なエネルギー源として食べるのだ。
実際にどんぐりの出来次第で動物が冬を越せるかどうかが変わるというデータもあるくらいである。
どんぐりを食べるおもな動物は以下のとおりだ。
・ムササビ
・野ねずみ
・クマ
・リス
◎どんぐりで育つ豚、イベリコ豚
どんぐりをエサとする家畜の代表といえばイベリコ豚である。
イベリコ豚はどんぐりで育ったからその名前なのではなく、イベリコ豚という血統のことだ。
しかしイベリコ豚は実際にどんぐりを食べて育っている。
どんぐりを食べて放牧させると、肉質が良くなり、甘味が増すのだ。
◎どんぐりは食べられる?
今では食べる人はあまりいないが、どんぐりは昔は貴重な食料だったのだ。
縄文時代に食べられていたものを調べると、採集により集められていた木の実の大半がどんぐりだったことがわかっている。
昔のどんぐりのおもな調理法は以下のとおりだ。
・おかゆ
・雑炊
現在では固くて渋いので食べることはあまりないが、種類を選別してしっかり下処理をすれば食べることもできるのだ。
☆まとめ
秋になると落っこちてくる木の実、どんぐり( *・ω・)ノ
どんぐりとは特定された木の木の実というわけではなく、ナラ、クヌギ、カシ、ブナ、シイなどの木の実の総称のことである( ・ω・)ノ
またどんぐりは野生の動物にとって貴重なエネルギー源である(^o^)/
また、イベリコ豚はその貴重なエネルギー源を食べて放牧により運動しているので良質な肉になっているのだ( ・ω・)ノ
そして、最近はあまり食べることはないが、縄文時代には人間もおかゆなどに入れてどんぐりを食べていたのだ(^3^)/
罰ゲームは「どんぐりを食べる~」…なんて言ったら昔の人に怒られちゃうよね 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v