ビルに掘られている文字、定礎。
今回はそんな定礎について書いていきたいと思う。
◎定礎って何?
定礎は読み方は「ていそ」だ。
定礎とは、建物の着工に際して礎石を据えることである。
礎石とは、昔の城や寺院などにも使われていた古くからある建物の基礎であるが、近代では西洋式の土台建物が増えているため少なくなってきている。
◎定礎の意味
定礎は、ヨーロッパではじまった石像建築の際、建物の位置を定め、建築を正確に行う儀式、「定礎式」からきている。
ヨーロッパでは定礎は、建物を作る前に行うが、日本では仕上げの工事の際、安全祈願や建物が永遠に頑丈であることを願う儀式として行う。
そのため、定礎のプレートに日付が刻印されている場合があるが、その日付は建物の工事が完了した日であることが多い。
◎中にタイムカプセル?
定礎のプレートをはずすと、中に「定礎箱」と呼ばれている箱が入っている。
その中には建物の図面や関係者の名簿、お金、お札から定礎式の日の新聞や雑誌までさまざまなものを入れることがある。
そして、定礎箱を開けるときは、建物を取り壊すときである。
そのため、定礎箱は何十年、何百年でも耐えられるような硬いステンレスなどで作られていることが多いのだ。
☆まとめ
ビルに掘られている文字、定礎( ・ω・)ノ
定礎は、「ていそ」と読み、建物の着工に際して礎石を据えることだ( ・ω・)
定礎式は、ヨーロッパでは建物を立てる前に行うが、日本では建物が完成したら行う( *・ω・)ノ
また中にタイムカプセルのような「定礎箱」と呼ばれるものが入っていて、建物ができたときのものをプレートの裏にしまい、建物が取り壊されるまで保管され続けるのだ(^o^)/
プラモデルの家に定礎って掘ろうかなぁ…
定礎箱にはフリスクくらいしか入れられなさそう 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v